不倫ドラマに出演した俳優が語る! 「年末年始のトリビア」とは…

意外と知らない「大晦日」の成り立ちを教えます。

小学生の時に子役として、不倫を扱った昼ドラ『まさか私が』(フジテレビ系)に出演していた俳優/ハイパーメディアフリーターの黒田勇樹です。

20年以上経った今年は、「まさか」というより「やっぱりアイツも」って感じの不倫が、たくさん報道されましたね。

このコラムは、子供の頃から芸能の世界で台本や台詞に触れ続け、今なお脚本家やライターとして「言葉」と向かい合っている筆者の視点から、さまざまな「言葉の成り立ち」について好き勝手に調べる「妄想的」な語源しらべぇです。

今年最後のコラムですが、お伝えするのは「不倫」ではなく「まさか」、いや「ミソカ」についてです。


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■年末年始を表す言葉

「年末」という言葉は1年の終わり、「年始」は1年の始まり、「新年」は新しい年を表す言葉です。このあたりは、さすがに知ってますよね…?

でも、「大晦日」は一体なにが大きくて「初詣」がなにを初めてすることなのか、知らない人は多いのではないでしょうか?

ご存知ない人のために、「大晦日」と「初詣」の言葉の成り立ちについて説明していきます。

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■「大晦日」の成り立ち

まずは、大晦日という言葉の「ミソカ」の意味について。ミソカのミソは、食べるほうの味噌ではありません。30歳を表すミソジと同じ意味のミソ、つまり30を表す「ミソ」です。そして「カ」は「日」と書いて「カ」。

30日=その月の最後の日という元々の意味が転じ、毎月末尾を晦日(ミソカ)って言うようになったんです。1年で12回やって来る晦日の最後だから、大晦日。「首領たちを統べる大首領」みたいで、かっこいいです。


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■「初詣」の成り立ち

初詣という言葉の「モウデ」の部分は、海を割って渡った人のことではありません。

神社やお寺、お墓なんかにお参りすることを表す「詣でる」という言葉を、1年で初めて行なうことを初詣(ハツモウデ)と言います。

だから、ぶっちゃけ1年間お参りしてなかった人は、11月に行こうと12月に行こうと「初詣」だったりします。知っていた人も知らなかった人も、すっきりしたところで良い年をお迎えください! 来年もよろしくお願いします。

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(文/ハイパーメディアフリーター・Sirabee編集部

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