海老蔵、麻央さんが遺言を残さなかった理由を告白 「深い愛情」に感涙の声
小林麻央さんが亡くなって半年たった今。市川海老蔵が麻央さんに残したものを語った。
6月に乳がん闘病の末、34歳という若さでこの世を去ったフリーアナウンサー・小林麻央さん。
亡くなって半年経った今、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が26日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演し、麻央さんとの生前の会話や思い出について触れた。
■言葉ではなく「愛」
同番組のインタビューで海老蔵は、麻央さんが子供たちに遺言を残していなかったことを明かした。麻央さんは海老蔵に「私にもしも何かあったら、子供たちに何も残さなくていいのかな?」と一度相談したようだが、ふたりとも回復を信じていたため「申し訳ないんですけど、私も麻央も必ず良くなると思っていたので…」と遺言を残さなかった理由を語った。
言葉を残さなかった麻央さんだが、それ以上のものを残したという。海老蔵は「自分のことよりも、人のことをきちんと考えて、それに対してどんな状況であっても動く。病気であっても関係なく、人に愛情を注げる人を私は初めて見てしまって」と麻央さんの人格を称賛。そして「愛を残された」と、言葉ではない「愛」を家族たちに伝えたことを明かした。
■麻央さんに教えてもらったもの
麻央さんが亡くなって半年経った今、海老蔵が感じたことは「大事なものは目の前にあること」だという。
麻央さんが6月22日にこの世を去っても「彼女を愛している気持ちは今。目の前にいる子供たちが最も大事だったり、人としてのあり方、何が正しいのか分かりませんけれど。麻央がすべてをかけて教えてくれた気がします」と語った。
さらに現在について「子供たちに何でもない父の姿を見せないといけないですよね。なるべく子供の側にいないといけないなと思う。それが今年一番変わったところかな」と、父親として奮闘している日々であることも告白した。