マツコ、インスタグラムの意義を問う 「『いいね!』って何?」に共感の声
マツコ&村上が昨今の「インスタ映えブーム」への不満と疑問を吐露
ユーキャンが発表した『新語・流行語大賞』にて年間大賞を受賞した「インスタ映え」。
日本でも爆発的なブームとなっているSNS・インスタグラムについて、5日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で議論が繰り広げられ、マツコ・デラックスが吐露した疑問に、共感の声が広がっている。
■マツコ「何が楽しいのか教えて」
同番組が「インスタグラムをやっているかどうか」調査した結果、半数以上の人が「インスタグラムをやっている」と回答。
この結果を踏まえ、マツコは「インスタグラムは何が楽しいの? 本当に分からない…何が『いいね!』なの? 誰か教えて」とインスタグラムの楽しみ方について疑問を投げかけた。
すると、観覧者の中から「いいねがもらえる」との返答が。すると関ジャニ∞の村上信五は「でも、いいねは現金にも何にも替えられへんのやろ?」と一刀両断。マツコは「本当にいいねと思ってるかどうかもわからない」と指摘。
同番組による街頭インタビューにて、インスタグラムをやっていないという人たちからは「載せるネタがない」「自分に自信がないからできない」「(インスタグラムは)自慢するためのものだと思う」といった意見があげられていた。
■『いいね!』は何に共感しているの?
観覧者の男性が最近のインスタグラムの投稿について聞かれ、「箱根旅行へ行った時の景色の写真や集合写真を載せた」と述べると
「それの何が『いいね!』なの? 何に共感するの? 箱根に共感するの? 自分が行ったなら分かるけど他人が箱根へ行って写真撮って何が『いいね!』なの? もうわかんないの本当に。そんなに『いいね!』がある? 日常に」
と不満を吐露。さらに「私なんて(自宅では)ほぼ全裸だから写せないんだけど」とコメントすると、村上は「それだったら乳首とか、局部のアップとか」とツッコミが。
これにはマツコも「それは『いいね!』でしょうよ」と笑いを誘った。
■ツイッターで共感者が続出
マツコの発言に対し、ツイッターでは共感者が続出している。
月曜から夜ふかしでマツコがインスタ女子地味にせめてて面白かったww
みんな流行りごと好きだからインスタ始めた系なんやろうなー
ノリでしてるから何が楽しいかって問われた時も何も言えてないし— 亜紀人 (@_No07) December 4, 2017
https://twitter.com/megu__cha/status/937709182983184384
月曜から夜ふかしのインスタの件めちゃめちゃ笑ったwww
私もインスタやってないしマツコの言い分もわからんでもない
あれは有名人や、自分じゃ手が届かないような人の日常が垣間見れるっていうのがウリのツールなんじゃないの?私もTwitterそんな風に使う時多いし— 智菜 (@china_unisa) December 4, 2017
インスタグラムにアカウントを持っているという人からも、マツコからの「何が楽しいの?」との問に「考えさせられた」と言った声も。
■SNSのキラキラ演出、6割が「分からない」
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,342名を対象に「SNSでキラキラ演出をしている女性」について調査を行った結果「気持ちがわからない」と回答した人は全体の6割にのぼった。
マツコと同じように疑問を抱いている人は決して少なくないよう。
「いいね!」をもらうことで様々な欲求が満たされる…よくよく考えてみれば、不思議なツールだ。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)