障害も「唯一無二の特性」 東ちづるが舞台『月夜のからくりハウス』にかける思いとは
「まぜこぜの社会」をめざす一般社団法人『Get in touch』が、「見世物小屋のドキドキ感」をコンセプトに届けるエンターテイメント。
■出演者からも活発な声が飛ぶ
この日、都内の会議室に集まったのは、伊是名夏子さん、長谷川博史さん、マメ山田さん、佐藤ひらりさんなど出演者や、ヘアメイク、撮影監督などスタッフのみなさん。
13稿目の原稿読みが始まるが、出演者からはセリフ以外にもさまざまな声が上がる。
「聴者(ちょうしゃ)というセリフは、耳で聞いただけではわかりにくいのではないか」
「『日本では…』となっているが、日本だけではないのでは」
東は、「気になることは、もっとどんどん言って!」と会場に声をかけ、台本に取り入れていく。ひとつの舞台をみんなでつくるような感覚だ。
熊本在住のあそどっぐさんや大阪在住の森田かずよさん、高松在住のスタッフなど、遠方に住んでいるため参加できないメンバーの中には、インターネット通話で会議に加わる人も。公演も近づき、稽古は熱気を帯びていた。
■プロジェクトへの支援も受付中
舞台『月夜のからくりハウス』は、12月10日(日)18時より品川プリンスホテル「クラブeX」にて開演。
用意した360席のチケットは24日現在で完売しているが、このプロジェクトを応援するためのクラウドファンディングは引き続き行われている。
クラウドファンディングの返礼には、公開リハーサルの見学が可能なプランも(100名限定)。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)