「ネット検索ばかりしているとバカになる」 林先生の持論に賛否両論の声

『林先生が驚く初耳学!』で林修氏がネット検索の弊害を語る。

林修

わからないことや、興味をもったことがあるとネット検索をして調べる人は多いだろう。しかし、このクセは思わぬ弊害を引き起こすこともあるようだ。

26日放送の『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)での、林修氏の発言が話題になっている。


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■ネット検索ばかりはバカになる?

番組の中で、林氏は「ネット検索ばかりしているとバカになる」をテーマに持論を展開。読書時間ゼロの学生と、1日に2時間以上読書をする学生に同じテーマの小論文を書かせたところ、その内容に決定的な差が表れたとの研究を紹介した。

読書時間ゼロの学生たちが書いた論文は、ネットで調べたような情報をいくつも貼り付けた「コピペ論文」が目立ったそう。一方、読書をしている学生たちはしっかりとした論文のかたちになっていたという。

さらに林氏は、文章は一つひとつの意味の塊をきちんとつながなければ全体としてのまとまりに欠けると主張した。

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■「まとめ」ばかりでは論理的思考にならない?

また、流行りである「まとめサイト」の使用についても警鐘を鳴らした林氏。コピペに慣れすぎてしまうと、情報の取捨選択をする際に「読みやすいのは拾う、難しいのはカットする」と、めんどうな文章を見つけるとすぐに「戻るボタン」を選択してしまいがちになるという。

林氏は、こうして集められた情報を感覚的につなぐ頭になると、論理的な思考にはならないと持論を展開。そのためには、ネット検索ばかりするのではなく、読書の習慣を身につけることが重要だと説いた。

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■ネット上では賛否両論の声