「家事とか楽だろ」にイラっ! 家事か仕事、完璧にこなすなら…
仕事ももちろん大変だが、家事も完璧を求めると…。
「家事なんて、簡単だろ?」
主婦が言われたら、確実に怒る言葉ランキングの上位に入ること間違いなしのこのセリフ。
「家事=楽、簡単 仕事=大変」と思っているからこそ出る言葉だろう。しかし、家事をしている側からすれば「何が楽なんだ!」と思うはず。
では、家事か仕事、完璧にこなせと言われたら、どちらを選ぶだろうか。
画像をもっと見る
■家事 vs 仕事の結果は…
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,336名を対象に調査したところ、ほぼ真っ二つに割れる結果に。
家事に集まるかと思いきや、意外にも「家事をするくらいなら仕事する」人が多いのだ。
男女年代別で見てみると、やはり女性のほうが家事を選択している。
しかし、その割合は年々減少。
家事や子育てを実際にやって、苦労してきたからこそ、「家事より仕事のほうがいい…」と考える人が増えていくのかも。
■家事だって大変なんだ!
「旦那の希望で仕事を辞め、専業主婦になりました。そうしたら偉そうに『俺の金で食わせてやってる』『楽でいいな』『家事くらい完璧にこなせよ』とか言うようになって。
さすがにイラっとしてしまって…『あなたの求める完璧な家事がわからないので、今度の3連休にお手本を見せてください。家事なんて楽なんでしょ?』と、無理やり家事をやってもらいました。
そうしたら、何にもできない。それからは『楽で〜』とは言わなくなりましたね」(40代・女性)
■子育ては別
「どこまで完璧を求めるかによりますね。塵一つ残さず掃除をして、ビシッとアイロンがけ、料理にはルーや合わせ調味料は厳禁! とか言われたら、仕事してるほうが楽だなって思っちゃいます。
そこまでやらなくていい、ということであれば、家事を選ぶかもしれません。でも、子育てだけは別。育児が入った瞬間に、すべてが仕事なんか目じゃないくらい大変になるんで…」(30代・女性)
■家事が全くできない
「1人暮らし経験もほとんどなく、家事ができない。1から覚えるくらいなら、仕事をしっかりやって、家にお金を入れる側になりたいですね。
まあ、奥さんに対して『どうせ昼間はごろ寝してんだろ? 気楽でいいな』って気持ちはなくはないですが」(50代・男性)
仕事なんて楽だろう、家事なんて簡単だ! などと思わず、お互いの大変さを理解して、協力し合うことが大切だろう。
・合わせて読みたい→結婚を控えた女性が婚約者に悩み その内容に「モラハラ夫に進化する」
(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)