武井壮、亡き兄と別れた母に思いを馳せる 「寂しいよりもったいない」
共感の声が続々…
「百獣の王」として、パワフルで明るいキャラクターが人気を博している、タレントの武井壮。
そんな彼は、度々SNS上で「家族」への思いをつづった投稿をあげており、テレビで見る彼のキャラクターからは想像し難い生い立ちと、彼のストレートな言葉が多くの人々の心を動かしている。
■武井壮、「兄と母に会いたい」
10月31日、武井はツイッターにて若くして亡くなった兄と、幼少の頃に家を出ていってしまった母に対する思いをツイッターに投稿した。
たまーに、母親とか亡くなった兄貴に会いたいと思うことがある。寂しいとかそういうんじゃなくて、オレを産んだ母親がどんな性格でどんな人生を歩んでるのかなあ?とか、兄貴とこの歳になって話すことができたらどんな話ができたかなあ?とか。身近な人がいなくなるって寂しいよりもったいないよな。。
— 武井壮 (@sosotakei) October 31, 2017
今や芸能界の第一線で活躍する武井。今年で44歳を迎えた彼は、大人になった今なら、母の気持ちやその後の暮らしを受け止めることができる…と感じているのだろうか。
また、そんな気持ちを最愛の兄と分かち合い、語り合いたかった…という無念さも伺える。
■別れた母と亡くなった兄
武井は、幼い頃に両親が離婚。母は家を出て行き、やがて父とも離れて暮らさなくてはならなかった。さらに、苦楽を共にした最愛の兄も若くして病に倒れ、20代という若さで亡くなっている。
そんな、「家庭に縁がなかった」という自身の生い立ちについて、フェイスブックにつづっていた。
「母ちゃんはオレが小さい時に別れちまった。兄ちゃんは24歳の時に病気で亡くなっちまった。親父とは小さい時に離ればなれで暮らさなきゃなんなくなった。あんまり家庭に縁がなかったけど。
小さくてなんにもできねえこんな赤ん坊のオレを毎日抱き締めてくれて、食わせてくれて、教えてくれて、自分の足で前に進めるところまで育ててくれた。それだけでもう両親には感謝しかねえよなあ。人生を頂いたんだもんなあ」
複雑な家庭環境を振り返るとともに、自分に人生を与えてくれた両親への感謝の気持ちも明かしている。