大阪・昭和町「餃子の店もも」 すだちと塩で食べる一口餃子がやみつきに

一度食べたら忘れられない! 下町の一口餃子の名店を、餃子マニアの記者が紹介。

食い倒れの街・大阪には、「天平」や「南平」「点天」といった、一口餃子専門店が多い。

どの店舗も人気だが、テレビ東京系バラエティ『イチゲンさん』番組内「餃子マニアNo.1決定戦」で準優勝した経歴を持つ記者が、イチオシするのは「餃子の店もも」だ。

sirabee1018ookiakiko_momo001

この店には、すだちと塩で食べる、一風変わった餃子がある。


画像をもっと見る

■入店すると、自動的に焼き始められる

御堂筋線昭和町駅から徒歩3分ほどに位置する同店は、7つのカウンター席が配置されている。

sirabee1018ookiakiko_momo003

着席した途端、店主が「焼きますね〜」と自動的に餃子を焼き始めてくれる。

焼き上げている間も、サービスでピクルスなどをサッと出してくれるのが温かい。

sirabee1018ookiakiko_momo004

関連記事:宇都宮とは違ったウマさ 栃木県真岡市『立花屋』の餃子と焼きそば

■自慢のビールでスタンバイ

sirabee1018ookiakiko_momo002

日本酒や焼酎などアルコールのメニューも豊富だが、記者オススメは本場ドイツの黒ビール。

sirabee1018ookiakiko_momo005

文豪ゲーテが愛したという「ケストリッツアー」は、ビターチョコレートのようなコクとまろやかさにクリーミーな泡、ほどよい苦味が特徴だ。

グラス半分ほど飲み終えた頃、餃子を迎える準備は万端に。


関連記事:安い価格で中華料理を楽しめる 「餃子の王将が好き」10代男性は7割近くも

■すだちをキュッと絞って…

sirabee1018ookiakiko_momo006

お待ちかねの餃子(1人前10個/500円税込)は、1個がハマグリほどの大きさで扇形

sirabee1018ookiakiko_momo009

すだちが添えられており、食べる直前に餃子表面にサッと絞ると、爽やかな香りが広がる。

sirabee1018ookiakiko_momo008

醤油やラー油で食べることも可能だが、いちばんオススメの食べ方は、小盛りの塩を別オーダーし、すだちと一緒にふりかけて食べるスタイルだ。

sirabee1018ookiakiko_momo007

こんなに小さい餃子なのに、食感は驚くほど歯ごたえ抜群。

sirabee1018ookiakiko_momo015

キクラゲ、ニラ・キャベツに少量のにんにく、豚肉で構成されている餡はしっかり味が付いており、充分な深みを感じることができる。

sirabee1018ookiakiko_momo012


関連記事:大阪王将、買えば買うほどお得に… “ゴチ餃子券”の心意気がスゴすぎる

■お酢で味変

パクパクと進んでしまう箸をグッと堪え、後半5個は、すだち酢入りのお酢で酸味を強めて「味変」しても良い。

sirabee1018ookiakiko_momo013

焼き目が香ばしく裏はしっとりとした皮は、専門の業者に依頼して作ってもらっているそうだ。

sirabee1018ookiakiko_momo010

さっぱりとした餃子とクリーミーなビールのマリアージュは、この店でしか経験することができない。

程良い温度感で接客してくれる店主は、時々プチアイスやチーズなどをサービスで出してくれることも。

(あくまで店側の優しさのため、忙しさによってはこういったサービスがないことも)

下町に、ひっそりと佇む名店「もも」。

sirabee1018ookiakiko_momo020

そのシンプルな美味しさを提案する餃子は、きっと誰しもやみつきになってしまうレベル。大阪に行く機会がある人には、絶対にオススメだ。

【餃子の店 もも】
営業時間:17:00~23:00
場所:大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-46-8

・合わせて読みたい→長野県民は餃子の王将より好き? 『みんなのテンホウ』が激ウマ

(文/しらべぇ編集部・大木亜希子

・合わせて読みたい→宇都宮とは違ったウマさ 栃木県真岡市『立花屋』の餃子と焼きそば

Sirabee編集部

【Amazonセール情報】ココからチェック!