音楽を聴くのに歌詞とメロディどっちが重要? 『ホンマでっか!?  TV』で徹底討論

『ホンマでっか!? TV』で音楽で重要視するのか歌詞とメロディのどっちかを討論し話題

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(Milatas/iStock/Thinkstock)

25日に放送された、フジテレビ系バラエティ番組『ホンマでっか!? TV』で音楽を聴くときに重視するのは「歌詞」と「メロディ」のどっちかをテーマに討論し、ネットで話題になっている。


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■重要なのはどっち?

音楽の構成には歌詞とメロディの両方が重要だが、中にはどちらかにこだわりがある人もいるようだ。

歌詞を重要視する明石家さんまの意見は…

「俺らの世代は学生時代にボブ・ディランが火を付けた、歌詞で勝負するフォークソングに吸い込まれている。メロディも響くけどプラス歌詞。吉田拓郎とか「サザン・オールスターズ」の歌詞にはガツンとやられた」


と、世代の違いから切り込んだ。

一方、メロディを重要視する劇団ひとりは、「ボブ・ディランが何を言っているかは後から知りませんか? それでも胸に響いたわけじゃないですか」と、メロディが良ければ言葉の壁を越えて音楽が心に響くと反論した。

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■日本人が幼稚になってきた?

各分野の評論家たちが科学的な観点から意見を出し合い熱い討論を交わした。心理学者・植木理恵氏は…

「子供はリズムが優位だが大人になると歌詞に自分の経験をひきつけて考えられるようになる。


大人になったからこそ歌詞が心にしみる。歌詞の良さがわかるのは大人になった証拠だから若者にメロディ重視の人が多いのは日本人が幼稚になってきている」


と、心理学の専門家ならではの意見を出した。

ところが、マーケティング評論家・牛窪恵氏は「現代の若者は言葉を略したときの音の響き(音相)で言葉を判断している」と時代性を用いて分析した。

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