娘の恋愛に「いやらしい」 『明日の約束』毒親描写が壮絶すぎる
毒親役の仲間由紀恵、手塚理美の怪演が話題に。
■自殺した生徒は仲間はずれに?
スクールカウンセラーの藍沢日向(井上)が不登校の男子生徒・圭吾(遠藤健慎)に告白されるが、翌日に彼が不可解な死を遂げ、その原因を調べ始める…というストーリーの本作。
第2話では、生徒や教職員が圭吾の自殺に衝撃を受ける様子が描かれた。表向きには平穏に見えた学校生活に綻びが生じ、動揺する生徒の言動から「圭吾がクラスで仲間はずれにされていた」という事実が浮かび上がる。
■娘の恋愛に「いやらしい」 毒親っぷりがスゴい
前回の第1話では仲間の毒親演技に注目が集まったが、今回より視聴者を震撼させたのは手塚演じる尚子のほうだろう。
ある日、日向の恋人である本庄和彦(工藤阿須加)が家にやって来るが、日向は彼のことを尚子に伝えていなかった。
本庄の前では温和な雰囲気で、気に入った様子すら見せていた尚子。しかし、彼を送って来た日向が家に戻ってくると…
「あ~いやらしい。ママに隠れてこそこそ恋人作って」
「そんなことやってるから、偉そうにスクールカウンセラーなんて言ってて生徒を自殺させちゃうのよね」
と豹変。じつは彼女は、日向が幼い頃から彼女の行動を監視していたようで、ラストでは「明日の約束」と名付けられたノートの存在が明らかになる。
それは日向の行動・態度改善のために、尚子が強制的につけさせていた交換日誌だ。その他、気に入らないことがあると感情的に罵る尚子の様子は、明らかに常軌を逸していた。