そのままでは危険? 社畜で生きてきた40代独身男性が語る後悔3選

「社畜」であり続けることの危険性を40代男性に聞いてみた

(©ぱくたそ)

<仕事を生きがいに思うのは、もちろん悪いことではない。

ただ、仕事のやりがいなどではなく、会社に飼い慣らされてしまい、度を過ぎるほど会社のために働くということだと、いわゆる「社畜」と言われる状態だ。

若いうちはまだいいものの、30代40代と年齢を重ねていくと、実は社畜であることが危険なもよう。

実際に、「仕事や将来のキャリアのためではなく、会社のために社畜化して働いてきた40代」に、社畜であったことへの後悔について話を聞くことができた。


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■独身の友達がおらず、休日暇を持て余してしまう

「前職ではカレンダーの休みはほぼ関係ないほど、働いていました。仕事自体が好きだというよりも、会社に認められることが嬉しくて、より良い成績を残すためにです。いろいろあって40歳近くなり他社へ転職したのですが、ここでは休日に仕事をする人は皆無の状態です。


休日は、同僚同士で遊びにいくこともあるようですが、どちらかというと若い世代なので話も合いません。とは言え、社外の友だちは家族持ちがほとんどですし、新しい友達の作り方もわからないですし、休日は暇を持て余してしまいます。40代の独身男性って、休日はどうやって過ごしているんですかね…」(42歳・メーカー勤務)


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■お金以外で自慢がないので、若い人から煙たがられる

「20年近く『会社のため』と思い、いわゆる社畜化して働き続けたのですが、振り返ってみると、自分に残っているのはお金だけです。成績なんて若くてグイグイ進める人に、いつ抜かされるかわかりません。


仕事の雑談で若手と話をしても、自分が自慢できるのはお金の話だけ。貯金額や過去に稼いでいたお金の話をしますが、経営者とかクリエイターとか華々しい経歴ではなく、一会社員なので、『ふーん』で終わってしまうこともあります。煙たがられているのか、最近は距離を置かれているようです」(40歳・IT企業勤務)



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■転職したくても他社で通用するスキルがない

「がむしゃらに仕事をすることは、同世代よりも一歩抜きんでることはできます。ただ、何も考えずに、会社のために働き続けるのは危険です。


外の世界を見られていないと、実は自分が『市場で戦っていけるようなスキルが、ついているわけではない』と気づかなかったりします。他社で通用するスキルがないので、転職したくてもできないですし、給与が上がる見込みもなく…働き方に関しては、後悔だらけです」(40歳・メーカー勤務)


会社のために働き続けることは、社会人としてはある程度は必要なことだが、ときに振り返りをしないと、将来後悔をすることもあるかも。

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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季

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Sirabee編集部

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