最低のオヤジが最高の息子を生む 『ワイドナショー』武田鉄矢の親子論に納得の声
清水アキラと良太郎の議論から、武田鉄矢が親子論について独自の見解。松本や東野も同調。
22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)で、武田鉄矢が二世タレントについて独自の見解を披露。その説得力に納得の声があがっている。
■二世タレント「こっちに引き寄せないほうがいい」
番組では清水アキラの息子・良太郎が覚せい剤使用で逮捕されたことなどが紹介され、二世タレントと親のあり方について議論することに。
ゲストの武田鉄矢は二世タレントについて、「俺たち、自分の子をこっちに(芸能界)引き寄せないほうがいいんじゃないかなあ」と指摘。
その上で、
「俺の芸能生活8割以上は運ですわ。で、その運が子供に遺伝するとは思えないんですよ。芸能人のお父さんやお母さんの悲しい勘違いは、私の才能がこの子に流れていると思うことなんじゃないかな?
それよりも自分の良いところはまったく子供に遺伝しなくて、悪いところだけ遺伝したと思ったほうが親子関係ってうまくいくような気がして。一番切ないのは『私にこれだけの才能がある以上この子にないはずがない』と思う親心ほど悲しいものはない」
と持論を展開する。
■「最低のオヤジが最高の息子を生む」と力説
さらに武田は、「皆さんに問いかけるけど、オヤジ、似てないでしょ? 」と質問。すると、松本は「うちのオヤジなんて最低でしたからね」と同調し、東野も「最低でしたねえ」としみじみ。
それを聞いた武田は、
「最低のオヤジが最高の息子を生むんですよ。その最高の息子は親になったら、意外と最低の息子になっちゃうんですよ」
と力説。松本もその論理には納得したようで、「その可能性は高いと思う。三世はもっと頑張るんでしょうね」と同調した。