伏線やブラフ巧みな『刑事ゆがみ』斎藤工の無駄遣いに歓喜する人続出

純愛が事件(?)となった第2話は、イケメン祭だけでなく、女性陣もステキで眼福

■斎藤工の無駄遣いに大喜び

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

前回の「童貞イジリ」に続き、AV選びしているところを弓神に盗撮されたり、郷亀のコレクション部屋で下着まみれになったり、「裏キャラ」を着々と積み上げる羽生に、高まるファンのコメントも多かったが、それ以上に盛り上がったのは「斎藤工の無駄遣い」。

まず、斎藤が下着泥棒役という設定に、大喜びする人が大量発生。

しかも、取調で羽生と互いに「バーカ! バーカ!」言い合う、「かわいいかよ」しか言葉が出てこないようなシーンが登場するも、出演はそこまで。(厳密には、ホワイトボードに貼られた写真が、一瞬出てくるが)

この贅沢すぎる起用に、タイムラインは沸いた。

https://twitter.com/U_2_A/status/921012546265481217


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■巧みさや意欲的な作り

弓神と羽生のコミカルな掛け合い、豪華なゲストといったアピールポイントは、確かに大きい。

その一方で、事件現場にあった果物を勝手に食べてしまう、いい加減キャラな弓神の行動が解決の糸口になったり、絶妙に怪しすぎる下着泥棒・郷亀が登場したり――今回も伏線やブラフが効いた巧みさが心憎い。

また、事件の真相も一旦は「単なる痴話ゲンカ」のように見せ、その後に丁寧に心情に踏み込んで、千里がついてしまった「嘘」や打越の「想い」をつまびらかにすることで、二人の「純愛」を浮き彫りにするなど、多層だからこそ伝わる展開のさせ方も魅力的だ。

事件を解決して、真犯人を逮捕するのが刑事ドラマの基本だが、「事件じゃなかった」という着地を見せたのもなかなかユニーク。

そうした作り手たちの意欲的な姿勢が感じられる点が多いからか、すでに「これはシリーズ化を」「映画化してほしい」といったコメントが見られるほど。まだまだ序盤なのにそうした声が上がるのは、やはり世界観が視聴者にも伝わっている証しといえそうだ。


次回は、ゲストに羽生の交番勤務時代を知る、仕事熱心な警官として寺脇康文が出演。羽生の交番勤務時代のエピソードが飛び出すのか、また「裏キャラ」が増えてしまうのか、そんなポイントにも期待しつつ、来週の放送を楽しみに待ちたい。

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(文/しらべぇ編集部・くはたみほ

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Sirabee編集部

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