ママ友って邪魔な存在? 「情報収集のため必要」という声も

ママ友と聞くとネガティブなイメージだが、上手に役立ている人も多くいる。

( liza5450/iStock/Thinkstock)

ドラマや小説でたびたび題材にされる「ママ友」。そういった作品の影響からなのか、ママ友と聞くと「ドロドロしたマウンティング」や「足の引っ張り合い」など、ネガティブな印象を持っている人は少なくない。

しかし、実際のママ友は本当にドロドロした複雑な人間関係が展開されているのだろうか。

女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』の「ママ友面倒なのに作る理由は?」というトピックでは、リアルなママ友関係の現状が議論されている。


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■やっぱりママ友は面倒?

やはり、「面倒」「近づきすぎるとダメ」など、ママ友で苦労している人の意見は少なくない。

・同じくらいの子共がいるっていうだけで、今までの人生でほとんど関わってこなかったような人がママ友候補になるから厄介


・仲良くなりすぎると面倒


・上の子の時に幼稚園3年間がっつりママ友付き合いをして楽しい事もあったけど、モヤモヤする事も多々あり。近づきすぎるとダメですね。下の子が入園したら次はママ友作らないで挨拶だけにしようと思いました。


・ママ友めんどくさい。土曜日保育園の飲み会あるんだけど、本気でいきたくなーい! そもそもなんで保育園なのに飲み会する?


とくに、「今までの人生でほとんど関わってこなかったような人がママ友候補になるから厄介」には、ママ友関係の難しさを感じさせる。

学校や職場で仲良くする人は、自分と相性や趣味が合う人がほとんど。「子供同士が同じ学校やクラス」という共通点だけで、相性や趣味の合わない人と交流することがストレスになっている人も多いのではないだろうか。

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■ママ友はよりどころ?

しかし意外かもしれないが、「情報交換のため」「悩みを話し合える」という理由から肯定的に捉える意見も多く寄せられている。

・情報交換。幼稚園行きだすとママ友に聞いたほうがてっとり早いこと多々ある


・いないと、困ることが多々あるんだよ。ちょっとしたこと頼んだり、知らなかったこと教えてもらったり。まったくなしで(子供の)学校生活送れないよ


・子供を介して自然と仲良くなって、情報収集や子育ての悩みなんかを話し合えるのがママ友だと思う。


保育園や小学校の評判など、人から直接聞きたい情報はたくさんある。そういった子供のための情報を収集するため、ママ友を活用している人は多いようだ。


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■ママ友に半数以上が「疲れる」

しらべぇ編集部が全国の20代~60代の子供を持つ女性351名を対象に「ママ友付き合い」について調査したところ、半数以上のママたちが「正直疲れる」と回答。

ママ友は「友達」というイメージが強い。そのため「仲良くしなきゃ」「仲間はずれにされたら大変」という考えを生み出している可能性がある。

「友達」としてではなく「子供のための情報を交換し合える人」と思えば、ママ友は辛いものではなく有益なものになるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の出産経験のある女性371名(有効回答数)

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