子持ちの親がイラっとする親の行動とは? 「注意しない親」などの声が
子育てする親に対して厳しい視線を向けすぎていないだろうか…
2017/09/30 15:00
インターネットが普及して、これまで以上に様々な視線にさらされる子育て中の親たち。
女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』では「子持ちだけど理解・共感できない子持ちの言動」というトピックが盛り上がっている。
■子供を注意しない母親に憤り
トピックに書き込まれたのは、「レストランで子供を注意しない」「電車で子供を放っておいてスマホに夢中な母親」など。
レストランや電車内などのスペースで、子供を注意しなかったり放置したりする親に憤りを感じるという人の書き込みが目立った。
・道路で奇声をあげて遊ばせている親 普通にうるさい!って思う
・レストランなどで自分の子供がギャーギャー騒いで走り回るのを注意もぜずに平然としているやつ
・子供をお店や公共施設で野放しにしてる親。 そういう子に限って、好き放題悪さするんだよなぁ。
・子連れで一緒にランチした時、子供が汚したテーブルやらをそのままにして帰ろうとした
・電車や病院の待合室などで子供を放っておいてスマホに夢中な母親。
・交通量の多い横断歩道でまだ3歳くらいの子が1人でよたよた渡ってた。母親はかなり先の方をスマホしながらスタスタ歩いてた。 あんなのが母親とか終わってるわ。
このトピックに書き込みをしている人は、おそらく“周囲の人に迷惑をかけない子育て”ができている人たちなのだろう。
そのため、「私はちゃんと周囲に迷惑をかけないよう、子供に注意を向けているのに!」という意識が強く、レストランや電車内などのスペースで子供に注意を向けない母親に一般人以上の憤りを感じてしまうのかもしれない。
■多くの人が注意しない親にイラっとする
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,343名を対象に、飲食店で子供が騒いでいても注意しない親にイラっとするか調査したところ、全体の77.5%が注意しない親にイラッとすると回答。
レストランや電車内でのんびりしたり静かに本を読んだりしたい人達にとって、騒がしい子供を注意しない親は腹立たしい存在かもしれない。
しかし、子育てをしている親に寛容になれない社会だと、「子供を産みたい」と考える若者は今後増えてこないのではないだろうか?
「高額な養育費」や「待機児童」など、子供を作りたくても作れない要因が現在の日本には多くある。
だが、それでだけでなく、育児をしている親に少しでも優しい視線や態度を、私たちが向けることも大切なことのように思えないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・高萩陽平)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,343名(有効回答数)
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