マツコ、不倫疑惑の徹底追求に苦言 「人殺しを楽しんでるみたい」に共感の声

「人は悪口が好き」としながら、人生を終わらせてしまうほど当事者を叩く風潮に、マツコが苦言を呈した

2017/09/12 16:00

マツコ

相次いで報じられる芸能人や著名人の「不倫疑惑報道」。

11日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、弁護士の男性との密会スキャンダルが報じられている山尾志桜里衆院議員の「説明責任」について議論された。

その中で、マツコ・デラックスによる昨今の「不倫疑惑を徹底追求する風潮」に対する発言が話題となっている。


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■マツコ「人殺しを楽しんでいるよう」

同番組では、山尾議員が「説明責任を果たしていないのではないか」といった批判の声があがっている。

一方で、漫画家の小林よしのり氏が動画配信サイトの生放送に出演した際、「イメージ商売のタレントと違い、政治家の不倫に説明責任は必要ない」と発言したことが取り上げられた。

コメントを求められた女装家のナジャ・グランディーバは「説明責任というか『不倫しちゃいました』みたいなことは言ってもらいたい」とし、「お茶の間はそういうのがないと楽しくない。そういうのがあるからこそ、私たちみたいな女装の楽屋が盛り上がるから」とコメント。

すると、マツコがナジャのコメントに付随するようなかたちで

「基本的に『悪口』が楽しいんですから、人間というのは。だけど、ちょっと叩きすぎだと思う。その人の人生を終わらせてしまうくらい、今は根こそぎやってしまうじゃない。だからもう、悪口を楽しんでいるのではなく、人殺しを楽しんでいるようになっちゃってるよね」


と、昨今のスキャンダルの報じ方に苦言を呈し、「陰口叩くにしても、もうちょっとお洒落になってほしい」ともコメントした。

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■「本当にそう…」マツコに共感続出

ネットでは、「言われたくなかったら、はじめからやらなければいいんだ」とする声も見られる中、「叩きすぎ」というマツコのコメントに共感した、というユーザーが続出している。

ネットが普及したことにより、匿名で誰もが気軽に思ったことを書き込める環境があることも、「叩きすぎ」な昨今の風潮を生み出した要因ではないのだろうか? という声も。

不倫とはあってはならない不祥事だが、それにしても当事者らへのバッシングが度を超えているのではないか、と感じていた人は少なくなかったようだ。


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■「芸能人の不倫」は一般人より罪が重い?

しらべぇ編集部が、全国の20~60代男女1,365人を対象に「芸能人の不倫は一般人より罪が重い」と感じている人の割合を調査したところ、20~30代の女性の割合がとくに高いことが判明。

不倫

芸能人の不倫スキャンダルは、世間に影響を及ぼすことから、「一般人より罪が重い」と感じている人は各世代とも一定数存在しているよう。だからこそ、つい「叩きすぎ」てしまうのかもしれない。

多くの人を悲しませてしまう「不倫」はあってはならないこと。しかし、マツコやナジャらが語る「女装の楽屋」のように、芸能人の不倫疑惑やスキャンダルを「楽しむ」というスタンスも必要なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代〜60代の男女1,365名(有効回答数)

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もやこ

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