マツコ、日野皓正ビンタ問題で教育委員会を批判 「そもそもジャズやっちゃダメ」
『5時に夢中』でマツコ・デラックスが日野皓正の中学生への体罰問題を「教育委員会の問題」と苦言
「体罰」か「指導」かを巡って論争が繰り広げられている、世界的なジャズトランペット奏者・日野皓正(74)による中学生への往復ビンタ問題。
4日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)でマツコ・デラックス(44)が展開した持論に、賛同の声が寄せられている。
■ビンタ問題のおさらい
問題となったのは、世田谷区教育委員会主催のコンサートでの一幕。公募で集まった中学生に日野らが4ヶ月指導、その集大成を披露する場でのことだ。
他の生徒に回さなければならないソロパートを独占した、ドラム担当の中学生に対し、日野は激昂。髪を掴み往復ビンタをする日野に「行き過ぎた指導では?」と批判が集まっていた。
騒動後、日野は「行き過ぎたことは謝る」と非を認めた。生徒の親は「息子が悪い」と謝罪、生徒も「(日野さんには)愛があった」と自身の行動を反省し、当事者同士で問題は解決している。
■教育委員会が問題?
株式トレーダーの若林史江(39)は、当事者間で問題が解決、テレビで騒ぐことではないと前置きし、「その後のケア、ベースに愛があるかが重要」と語る。
マツコは「そもそも、各市区町村の教育委員会がジャズを指導する必要がない。ジャズみたいな自由なものを、わざわざ教えるのが素っ頓狂」と持論を展開。
「教育委員会がやるなら(専門の)教育者をつけるべき、日野さんは教育者ではない。スパルタの中から世界的なトランペッターになった方に、教育委員会的な指導方法をやってくれっていうのも違う」
など、教育委員会側の不手際を厳しく批判した。
■視聴者「一番、腑に落ちた」
しらべぇでも既報だが、これまで多くの著名人が同問題について発言。その中で、マツコの新たな視点からの意見に視聴者は賛同しているようだ。
https://twitter.com/satoshidx1/status/904696204759490561
ビンタの件、5時夢のマツコちゃんの意見がいちばん腑に落ちた。聞きたい?
— たむやま (@hirobumi_hal) September 4, 2017
#5時に夢中 トランぺッター、日野氏の件。。マツコの言う通り。世田谷問題だろ。まぁ俺の中では何かとほしがる人種が一番多い区というのは間違いない。。この中学生にも日野にも罪はないな。。
— おたけ (@civic464) September 4, 2017
日野皓正の件の意見はマツコが一番自分的に合う。太田はまとも。松本は紳助的。
— 最高 (@bio4saikoh) September 4, 2017
今後は個人の問題ではなく、教育委員会の企画自体への是非が焦点となるかもしれない。
■「許せない教師がいる」のは約20%
「今でも許せない小中学校の教師がいる」か、全国20代~60代の男女1352名を対象に調査したところ…
約20%が「許せない教師がいる」と回答した。
昨年のコンサートにも参加し、日野の指導に「愛」を感じていた問題の生徒は、「多分死ぬまで(ドラムを)続ける」と騒動を振り返っている。
生徒の中で「許せない教師」の中に日野は含まれていない。そこに「愛」があった、それが今回の騒動のすべてだろう。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名(有効回答数)
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