北ミサイル発射で鳴ったJアラート 国民の反応に「平和ボケ」の指摘も

29日朝に北朝鮮から発射されたミサイルが襟裳岬東方の太平洋上に落下。Jアラートが発令された初の機会だが、そのとき日本国民の行動は…

(Blackzheep/iStock/Thinkstock)

29日午前6時ごろ、北朝鮮から発射されたミサイルが日本上空を通過し、襟裳岬東方の太平洋上に落下した。それに伴い、北海道、東北、関東の一部地方で「Jアラート」(全国瞬時警報システム)が発令された。

Jアラートが鳴った最初の事例となった今回のミサイル発射だが、日本国民はどのような反応を見せているだろうか。


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■わずか数分での避難が要求される

ミサイルが発射されたのが5時58分、Jアラートが鳴ったのがその4分後の6時2分、そしてその4分後には北海道上空を通過していたといわれている。つまり、Jアラートが発令されてから国民たちが非難できる時間はわずか数分しかないということだ。

内閣官房国民保護ポータルサイトによれば、ミサイルが発射された際は

「屋外にいる場合」

・近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難する

・近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る


「屋内の場合」

・できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する


といった行動をとるように推奨されている。Jアラートが鳴った段階でテレビやスマホなどで情報収集をしている時間はないといえるかもしれない。

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■「どこへ逃げればいいんだ」と困惑する声

幸いにも今回のミサイル発射による人的被害はなかった。しかし、ネット上では「どこへ逃げるかわからなかった」と悲鳴に近い声があがっている。

https://twitter.com/coo_1012_kie/status/902334566911889408

https://twitter.com/ichiru_yakumo/status/902353410715877376

https://twitter.com/tkmn1451/status/902322556136329216

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■「会社にミサイル落ちろ」との声も