大阪のおばちゃんは本当にアメちゃんを…お菓子ひとつでほっこりも

ふと差し出されたアメやメモに添えられたチョコに、張りつめた気持ちがほぐれる

(OlafSpeier/iStock/Thinkstock)

おやつの時間や贅沢なスイーツじゃなくても、家事や仕事の合間などにガムを噛んだり、アメやチョコレートを口にしたりして、ちょっとだけリフレッシュ。

小さい子供をもつ親でなくても、そんな甘いものをいつも持ち歩いている人は、少なくないだろう。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,336名を対象に「アメなどのお菓子をいつも持ち歩いている」人の割合を調査した。


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■大阪のおばちゃんは

全体では20.2%と5人に1人が「アメなどのお菓子をいつも持ち歩いている」と回答。男女別では、男性が15.2%に対し、女性は25.3%で女性の方10ポイントほど高い数値に。

性別・年代別で見てみると、

どの年代でも女性が上回るほか、20代30代は男性もやや多め。

スイーツ男子が増えている昨今、女性だけでなく男性も手軽に甘いものを口にするシーンは増えていそう。


また、バラエティ番組などで大阪の中年女性が「アメちゃん食べる?」と、気さくにアメを勧める話が出てくるが、本当にそんなことが繰り広げられているのか?

都道府県別の割合を見てみると、

大阪府は28.9%で最多、東京都もそれに迫る28.2%と、日本を代表する都市がツートップに。

大阪のおばちゃんと「アメちゃん」という組合せは、実際にありそうという結果だが、その現象は東京でも起きているのかも。

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■お菓子ひとつで空気が良くなる

実際に「アメなどのお菓子をいつも持ち歩いている」という人に話を聞いた。

「甘いものが好きで、カバンにはいつもお菓子がいくつか入っています。仕事中にちょっと口に入れるだけで、気持ちが和むというか…。


残業でちょっと遅くなりがちだけど、食事はできるだけ自炊したくて、仕事帰りに外食したくなる気持ちをアメやチョコでしのぎながら、家まで帰ることも多いですね」(30代・女性)


「前の職場で引き出しの一段いっぱいに、お菓子を入れている女性の先輩がいたんです。残業していると、帰り際にスナック菓子の小袋を差し入れてくれたり、仕事の依頼メモにチョコやアメが添えてあったりして、本人は『餌付け(笑)』と言っていました。


転職して小ぢんまりとした会社に入って、仕事は充実していたけど、なんだか“少しギスギスしている?”と思った時に、その先輩のことを思い出して…ちょっと真似してみたら、雰囲気が良くなったんですよ。あんまり接点のない人も、『なんかお菓子ある?』って、話しかけに来たりして。


上司が気づいて『いいな。それ』って、会社に福利厚生費って掛け合って大した額じゃないけど毎月『おやつ経費』を設定してくれて。それが決まった時に、みんなが『なんか、ほっこりするな。うちの会社』と喜んでくれたのが、嬉しかったです」(20代・男性)


ちょっと口にするだけでも、気持ちを和ませるお菓子。自分のためにも、そばにいる誰かのためにも、お菓子を持ち歩く習慣を持ってみては?

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)

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Sirabee編集部

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