遊びとバカにできない? ゲームに人生を救われた人たち
バカにされがちなゲームだが、それがきっかけとなって人生が変わる人もいるようだ。
2017/08/27 09:00
ゲームといえば、「勉強のさまたげになる」「人生にはなんの役にも立たない」などとよく言われ、あまりいい物とは見られていない。
だが世の中には、ゲームによって人生を救われた人もいるようだ。しらべぇ取材班は、話を聞いてみた。
①ゲームのスコアが悪くなっているのがきっかけで、大きな病気に気づく
「20代の男友達が慢性的な頭痛に悩まされていたんですが、『ストレスかな…』くらいに思っていたらしく、鎮痛剤を飲むだけで病院には行っていませんでした。
しかし、そのうちいつも大好きでやっていたゲームのスコアが悪くなっているのがきっかけで指先が思うように動かなくなっていることに気づき、病院に行ったら脳腫瘍と判明。
その後、すぐに手術して今では働けるくらいに回復していますがが、『あのゲームがなかったら気づいていないまま時が経っていたかも』と、今でもよく言っています」(男性・32歳)
②転校したばかりで友達ができなかったが、ゲームを通じて一気に仲間に
「中学生の時に、いじめが原因で学期途中で転校。しかし人と接するのが苦手で新しい学校でも友達ができなくて、いつも家でひとりゲームばかりやっていました。
でもそんな時に、ゲームの対決番組があり、応募して出演したら準優勝。翌日、学校へ行ったら、それを見ていた同級生たちが『見たよ!』と話しかけてくれて。
『今度一緒にやろう!』『あそこの面難しくない?』などと、ゲームの話題で盛り上がり、一気に友達に。ゲームって、人と人をつなげる力があるんですよ」(女性・29歳)
▪️ゲームばかりしている人は見下されがち?
ちなみにしらべぇ取材班が、全国の男女1,362名に「スマホゲームばかりしている人は幼稚だと思うか」を調査したところ、全体で約4割が「幼稚」と回答。
人々からは馬鹿にされがちなゲームだが、時にはひとりの人間の人生を変えるほどの偉大な役割をすることもあるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~40代の男女1362名(有効回答数)
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