避暑地や別荘地として人気の高原 憧れの別荘ライフを満喫する人も

避暑地として人気の軽井沢や那須高原、尾瀬、伊豆高原など、高原には風光明媚な場所が多い

(2016KT/iStock/Thinkstock)

軽井沢や御用邸のある那須高原をはじめ、避暑地として人気のある高原。

海や山ほど、サッとは観光地として挙がらないが、高級別荘地やペンションなども多く、夏の滞在先のひとつとして混み合う場所のひとつだ。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,343名を対象に「高原が好き」か、意識調査を実施した。


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■高年収に人気

全体では「大好き」17.0%と「まあまあ好き」54.1%で「高原が好きな人」は71.0%、「あまり好きではない」19.2%と「嫌い」9.8%で「好きではない人」が29.0%。

この「好きな人」の割合は海や山よりも高い。年代に比例して「好きな人」が増える傾向があるものの、男女での差はほとんどなかった。

また、高原には高級別荘地が多く、お金持ちの夏の社交場といったイメージも。

そこで、「高原が好きな人」の年収別データを見てみると

やはり年収に比例して上昇。

「1000万円以上」に至っては、ほぼ9割が「高原が好き」と回答。しかも「大好き」が33.3%で、最も多いのも「1000万円以上」の人となっている。

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■憧れの別荘ライフ

実際に「高原が大好き」という人に、話を聞いた。

「学生時代に体育会に所属していて、合宿地の定番が基本的に高原でした。朝早くから走らされて、グッタリしながら朝食を食べて、日中はみっちり練習と練習試合。日が落ちてからも筋トレして、お風呂入って夕飯を食べたら、もう起きてられないくらい疲れ果てるほど、しごかれまくりです。


キツイ思い出ばかりだけど、それでも帰る日だけにあった自由行動で食べたソフトクリームとか、片付けの途中で吹いてきた爽やかな風とか、ふとしたいい思い出がよみがえるせいか、いい印象しかないんです。


今年も当時の部活仲間と、高原のペンションに泊まりに行きます。一緒にがんばった記憶と繋がっているせいか、思い出話がいろいろ出てきて、夏の旅行先に“かつての合宿先”を選ぶことが多いですね」(20代・女性)


「東京にも家は維持しているのですが、アーリーリタイヤで、別荘地に物件を持ちました。最低限の仕事はネットと電話があればできますし、冬以外のほとんどは、別荘地で生活しています。


私は若い方ですが、近隣にそういう人はかなり多くて、ほぼ毎日ゴルフやテニス三昧って人も。60過ぎてからテニスを始めて、学生時代からやっている私の友人より上手な70代の方もいますよ。まあ本当に贅沢な暮らしだと、思いますけどね」(50代・男性)


別荘暮らしは贅沢過ぎて、庶民にはとても手が届かないが、旅行で訪れた際にはその気分だけでも味わいたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1343名(有効回答数)

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Sirabee編集部

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