SONYは? トヨタは? 米国人が「米国企業だ」と思っている外国企業ランキング
日本やドイツ、韓国の企業でありながら、アメリカで「米国企業だ」と思われているのは…
世界最大の経済規模を誇る米国。先進国でありながら、着実に成長を続ける市場を求めて、日本を始め各国の企業が進出している。
そうした中には、アメリカの株式市場に上場している会社も少なくなく、グローバル企業であるがゆえに「どの国で生まれた会社か」を知らない人もいるかもしれない。
そこでしらべぇ編集部は、リトアニアに本社を持つ調査会社Syno Japanと共同で調査を実施。全米50州に住む10〜60代の男女1,017名を対象に「以下の企業が『米国発の企業』と思うか」について聞いてみた。
BMW/HONDA/Hyundai/Mercedes/Nintendo/NISSAN/Panasonic/SONY/Samsung/TOYOTA/UNIQLO(複数回答可)
実際には、いずれも日本、ドイツ、韓国生まれの企業だが、米国企業と誤解されていた上位を5位から順に紹介しよう。
■第5位:任天堂
9.4%が「米国企業だ」と勘違いしているのは、マリオやポケモンなどのコンテンツ、『Nintendo Switch』などのゲーム機が人気の任天堂。
イチロー選手が所属した時代にMLBシアトル・マリナーズを保有していたことも、米国人が身近に感じている理由だろうか。
■第4位:トヨタ自動車
4位は、世界最大の自動車メーカーのひとつ、トヨタ自動車。10.0%の人が「米国企業」と考えている。
かつて日本車は「貿易摩擦」「ジャパンバッシング」の槍玉にあげられたこともあるが、米国・メキシコなどでの生産を増やしているため、現地の従業員も増えている。
「自分の国でつくられているクルマ」という印象が増しているのかもしれない。