減少傾向の2時間サスペンス それでも主婦層に支えられ…

昼間に再放送をしているために、専業主婦(夫)からの支持が多い。

2017/08/05 05:00

(36clicks/iStock/Thinkstock)

一時期は各局がそれぞれに、枠を持つほど繁栄していた2時間サスペンス。しかしその枠は減少し続け、ひとつのドラマにかける予算も少なくなっているという。

ファンにとっては、寂しい限りである。


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■2時間サスペンスが好きな人は約4割

しらべぇ編集部では、全国20〜60代のテレビをよく観る男女837名に「サスペンスについて」の調査を実施。

「2時間サスペンスが好きなほうだ」と答えた人は、全体で37.9%であった。

「そういえば、最近、やってるのを観ない」(30代・男性)


全盛期であれば、もっと割合が高かったのかもしれない。

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■30代から50代女性に根強いファンが

2時間サスペンスを支えているのは、30代から50代の女性のようだ。

2時間サスペンスが好き年代別グラフ

同じ世代でも、男性はあまり2時間ドラマを支持していない。

「いつもワンパターンだから、観てて飽きてくる」(40代・男性)


これに対して、ファンからは反論が。

「シリーズものなんていつも同じ展開だけど、時代劇のような『愛すべきマンネリズム』だと思う。2時間サスペンスに、凝った展開を求めている人はきっと少ない」(30代・女性)

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■再放送は専業主婦(夫)の楽しみ