やっぱり面白くない? 『笑点』回答者抜擢から1年の林家三平の評価は…

桂歌丸の司会降板と春風亭昇太の昇格で回答者に抜擢された林家三平。約1年後の評価は?

(写真は『笑点』公式サイトのスクリーンショット)

初回放送から52年目を迎えた人気お笑い番組『笑点』。

『ザ!鉄腕DASH!』『世界の果てまでイッテQ』と並ぶ、日本テレビ日曜日の高視聴率番組リレーのトップバッターで、現在も安定した人気を持つ。


関連記事:カジサック、イクメンオブザイヤー受賞 「頑張れている」理由に家族の存在

■2016年5月から林家三平が回答者に

2016年に唯一初回から出演し、5代目三遊亭圓楽の後を受けて司会を務めていた桂歌丸が降板。司会の座はレギュラー出演歴がもっとも浅い春風亭昇太が担当することに。

そして、昇太の司会者昇格により空いた回答者席に座ったのが、林家三平。その話芸やキャラクターについてはアンチも存在しているだけに、就任当初から疑問や不安を口にする声があった。

関連記事:『笑点』司会が好評の落語家・春風亭昇太 その人気に傾向判明

■降板を望む声も…

不安の声を一掃する活躍が期待された三平だが、残念ながら評価を覆すことはできず、不人気ぶりが際立っている状況。

2017年1月から導入されたデータ放送を用いた視聴者による座布団の付与・剥奪システムでは、ほかの回答者が万単位の座布団を獲得するなか、三平は毎週のように枚数が「ゼロ」になっている。

回答者抜擢から1年経過してもまったく人気が上がらないだけに、一部には降板を望む声も。

https://twitter.com/to630911/status/866215367567220736

その一方で、「面白い」という声もある。

『笑点』の視聴者は、林家三平についてどのように感じているのだろうか。


関連記事:放送55年目の長寿番組『笑点』 人気に地域差があると判明

■辛口評価が半数を超えるのは

しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の『笑点』を見たことがある人1,118名に林家三平の回答についてどう思うか調査したところ、「面白くない」と答えた人は44.2%。

過半数は「面白い」「まずまず」との評価しているようだ。

だが、性年代別で見ると、『笑点』の主力視聴者と思われる60代女性の割合が高く、59.7%が面白くないと感じている。

三平の席は、かつて桂歌丸が座っていた場所。かつての歌丸は世相を毒々しく切ったかと思えば、わかりやすいダジャレなどもこなし、緩急自在で人気があっただけに、物足りなく思えてしまうのかも。

一方で、20代の男女、30代女性で辛口評価している人は低め。6割以上が三平のコメントに一定の評価をしていると読み解けるだけに、突破口はありそうだ。


関連記事:設楽統、東出昌大の噂話に「大丈夫、これ…?」 その一言に視聴者は大絶賛

■番組ファンに話を聞いた

『笑点』を30年見ているというKさんに話を聞いてみた。

「つまらないということを前面に押し出すことで『なんとかしよう』としているみたいですが、1年ちょっと経過した現在も評価は抜擢当初とあまり変わっていない。


今年に入ってからはデータ放送で毎週座布団0枚になるくらいしか、見どころがない。ただそれも恒例行事で珍しくないし、ちょっとイジメっぽくて、個人的には嫌。


実家がお金持ちですし、金に困ってもいないでしょう。降板してもらって、もっとハングリーで面白い若手を抜擢してもらいたい」


「どうもすみません」では済まないような辛口評価もあるが、せっかく掴んだ『笑点』レギュラーだけに、がんばって座布団を重ねられるようになることを期待したい。

・合わせて読みたい→三平の座布団が0枚!『笑点』のデータ放送が残酷すぎる…

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の『笑点』を見たことがある人1.118名(有効回答数)

・合わせて読みたい→カジサック、イクメンオブザイヤー受賞 「頑張れている」理由に家族の存在

佐藤 俊治

【Amazonセール情報】ココからチェック!