早見あかりがホラードラマで呪われた？かすれ声でもテレ東愛を熱弁

7月13日、新ドラマ『デッドストック～未知への挑戦～』（テレビ東京）の第1話完成披露試写と記者会見が、同ドラマの舞台となるテレビ東京の旧社屋で開かれ、主演の村上虹郎（20）、早見あかり（22）、権野元監督が登壇した。

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■今夏のテレ東ドラマ25はオリジナルホラー

このドラマは、昨年行われたテレビ東京の社屋移転を題材にしたオリジナルホラー。村上はテレ東の新人AD・常田大陸（つねたりく）役。早見は先輩ディレクター・二階堂早織を演じる。

移転で発掘された、大量の番組素材を整理する部署“未確認素材センター”に配属された大陸。そこにいたのは、先輩ディレクターの早織とベテランディレクターの佐山暁（田中哲司・51）。

大量のテープの中、大陸は心霊特番の素材を再生すると、人影のないトンネルの中に停めた車の中で、レポーターが何者かに襲われる映像を発見。

早織はこの映像を検証して番組にすることを思いつき、そこまで乗り気でない大陸と当時の現場を取材する。トンネルの中に車を進め、残っていた映像と同じように再現させてみるのだが…。

素材テープ映像は、実際に当時撮られていたような質感で恐怖感をかき立てている。佐山ディレクターの左遷理由など、1話を見ただけでは謎が残る部分が多い。

第1話には、大陸とふたり暮らしをしている母・忍役に中村優子（42）が登場するほか、今後、筒井真理子（54）の出演が決定している。

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■少年のような部分を持つ男

冒頭、それぞれの役について聞かれると、村上は「とても実直で愛らしい、少年のような部分を持つ男です。キャラクターを掴むのに少し時間はかかりました」と語る。

早見は、喉の不調があるとアナウンスされたが、「すみません。多分呪われたんだと思います」とドラマになぞらえてガラガラ声で話し、取材陣に和やかな空気が流れる。

そのまま、役について「早織はすごく強気で、勝ち気な女の子で、でも…」と、懸命に答えるものの、かすれた声しか出ない。

すかさず権野監督が「仕事に対しては真面目なんだけれど、堅物なところがあり、野心を持った先輩でしたよね？」とフォローした。

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■テレ東は面白さを追求する気持ちが強い

ドラマの中で、テレ東のスタッフを演じるふたり。第1話では「テレ東は人の家に行く番組いっぱいやっている」とのセリフがあったが、実際のテレ東の印象について、記者から質問があった。

村上は「テレビ東京のいろんなドラマ見ています。スゴイ好きです。やんちゃな企画をたくさんやっているイメージがあります」

早見は「世間では『テレビは面白くなくなっている』と言われますが、16歳からテレ東のコント番組（『ウレロ』シリーズ）に出演して感じたのは、面白いことを追求する気持ちが前面に出ている番組が、たくさんある局だなって思います。伝わったかな？」と、声が出ないながらも、テレ東愛を熱弁した。

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■「強気だけど怖がり」ギャップのかわいらしさ

会見後、しらべぇ取材班は、独自で権野監督に話をきいた。

――キャストふたりの印象は？

――1話から、かなり怖いシーンがあったが…

また、ドラマ開始を前に、17日16:00から20:00の間、埼玉・ららぽーと富士見で『デッドストックVR（仮想現実）映像』体験イベントが開催される。村上と早見も映像の中に登場する。

一足早く体験した権野監督によると「あかりちゃんがめちゃめちゃ近い。ちょっと照れくさくなって下がりたくなる」ほどの臨場感だそう。

VR映像の監修を行った三宅隆太監督は「心臓の弱い方はくれぐれもご注意して体験してください」とコメントしている。こちらも見逃せないコンテンツとなりそうだ。

【番組概要】
タイトル：ドラマ25『デッドストック～未知への挑戦～』
放送日時：2017年7月21日スタート 毎週金曜 深夜0時52分～1時23分
放送局：テレビ東京系列（TX、TVO、TVh、TVQ）
出演：村上虹郎、早見あかり、田中哲司、筒井真理子、中村優子

（取材・文／しらべぇ編集部・京岡栄作）