映画『銀魂』ついに公開! 前評判以上の内容で「お腹が痛くなる」

映画『銀魂』が14日公開された。パロディもぶっ飛んだ演技も詰め込まれた、濃すぎる2時間を体験できる。

■あれ、これ大丈夫? な気持ちに…

本編は、とにかく福田雄一監督らしい「福田ワールド」と原作である漫画『銀魂』の世界が融合した結果、ひたすら笑いまくりの2時間になっている。腹筋がつらい。

まず、しょっぱなから「あれ、これ大丈夫?」なパロディの連発。

あのキャッチフレーズが出てきたり、あのセリフが出てきたり、あの番組が出てきたり、「ギリギリアウトだろ!」なものが出てきたりと、やりたい放題なのだ。


さらに、豪華なキャスト陣が「あれ、これ大丈夫?」な演技を披露。

橋本環奈(神楽役)の「鼻ほじり」がやばいと話題だが、記者的には菜々緒(来島また子役)と長澤まさみ(志村妙役)を推したい。激推ししたい。

どちらも、今までのイメージが壊れまくる姿を見せてくれる。今後の役に影響するのでは? と心配になるほど。

ちなみに、ムロツヨシと佐藤二朗は、いつものままなので安心してほしい。


しかし、殺陣のシーンはとんでもなく高いクオリティ。かっこよすぎて「あれ、これ大丈夫?」と不安になる。

特に新井浩文演じる岡田似蔵との戦闘シーンは、見入ってしまう。コメディタッチな部分との差がすごく、さすが「天下無敵の痛快アクション・エンターテインメント!」だ。


予算を手に入れた福田監督が映画を作ると、こんなにもすごいものになるのか! と驚く映像の数々も見逃せない。福田監督は、低予算に戻れるのだろうか…。しかし、エリザベスはあきらかに「着ぐるみ感」丸出しだったりと、ちょいちょいチープな感じが、たまらないのだ。


原作が好きな人も、福田作品が好きな人も、出演者が好きな人も、絶対に満足できそうな映画『銀魂』。

最近笑ってないな…と思ったら、劇場へ急げ!

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

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たつき あつこ

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