ホリエモンが語る秋元康氏の執着心 「すごい、ハンパねぇ」と感嘆
ホリエモンこと堀江貴文が、AKB48やおニャン子クラブのヒットメーカー秋元康氏のスゴさを分析した
元ライブドア社長であり、実業家でタレントの堀江貴文氏(44)、通称「ホリエモン」。
時代の寵児とも呼ばれるほどの人気と富を誇ったホリエモンが、24日に放送された『エゴサーチTV』(AbemaTV)で語った「秋元康論」が話題になっている。
■執着心の強さに驚愕
『ゼロ』を出版する際に、秋元氏にアドバイスを求めた堀江。そこで秋元氏に「このタイトルだと50万(部)だな」と指摘され、結果そのとおりになり悔しい思いをした過去を明かした。
他のヒットメーカーたちの感覚が鈍っていく中、秋元氏が第一線を走り続けられる理由を聞かれた堀江は「執着心があるから」と回答。その執着心の強さには「スゴい、ハンパねぇ」と感嘆の声が。
堀江と秋元氏の出会いは、20年ほど前にのITバブルのころ遡るという。20代で数百億円という資産をもっていた堀江に対して、秋元氏は「こんな大したこともやってなくて、どうしてそんな金をもってるんだ! 俺はこんな寝ないでゴリゴリやってるのに!」と激怒したとのこと。
秋元氏からの発言を受けた堀江は、「トップアイドルと結婚して、富と名声を手に入れた人が今更なにを求めているんだ」と不思議がったという。
■AKB48は執着心の塊?
秋元氏といえば「おニャン子クラブ」がヒットして富を得たという印象が強い。しかし堀江は、おニャン子では金銭的に満足できないことが「AKB48」発足につながったと分析。
おニャン子時代に、あくまで作詞家としての印税しか入ってこないことが、秋元氏の不満だったのではないかと予想。
そのため、おニャン子のようにテレビ主体ではなく、あくまで自分たちの劇場があり、自分たちで投資をするシステムにしたかったのではないか、と主張した。
発足からヒットまで、5年近くの歳月がかかったというAKB48。それも「AKBをヒットさせたい」という執着からきているようだ。