ノンスタ石田、うつ病の過去を告白 「ベランダから飛び降りそうに…」
『ザ!世界仰天ニュース』にNON STYLE・石田明が出演。うつ病を救ったブラマヨ吉田の一言とは…
昨年12月にタクシーへの当て逃げ事件で謹慎処分となっていたお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(37)。一部ではコンビ解散と噂されたが、無事復帰した。
その理由には、相方・石田明(37)が乗り越えた「過去の闘病」が関係していたようだ。
■ストレスやプレッシャーからうつ病に
13日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に出演した石田は、つらい過去の闘病生活を語った。
中学の同級生だったふたりはコンビを結成。しかし、対人恐怖症のきらいがあった石田はフリートークができず、ストレスやプレッシャーを感じるようになったという。
それは日に日に強さを増し、嘔吐や食欲の減退など身体的にも影響があらわれるように。
ついには、ひな壇に座っていると手が痺れるようになり、「手が内側に巻いてくる」という謎の症状すらではじめるほどになった。
そして、高いところにいると地面に吸い込まれそうになったことから、病院を訪れることに。そこで「うつ病」と診断された。
■つらい闘病生活
その後、睡眠薬、抗うつ剤、安定剤を服用することになった石田。朝起きると、なぜか外で寝ていたり、大量の葉っぱがポケットに入っていたり、借りた覚えのないDVDがあったり…と薬の副作用のせいか記憶が曖昧に。
お笑い芸人をやめたい一心だったが、井上のことを考えるとそれも言い出せず、つらい日々を過ごしていたようだ。
井上は、石田のやる気のない態度に嫌気が差し、ついには解散を宣言。ふたりは次のお笑いコンクールで賞が絡まなかったら解散する約束をした。石田は「よっしゃ!」と、やっとお笑いをやめられることに喜んだという。
しかし、見事に審査員特別賞を受賞し、コンビを続行することになったふたり。石田は、医師の助言もあり、少しずつ芸人仲間らに病気について明かすように。
そして、先輩であるブラックマヨネーズ・吉田敬(43)から「俺も手が痺れる。お前の話はウケなくても、お前はおもろいねん」と同じ体験していたことを聞かされ、心が軽くなったという。
石田はこの闘病経験があったからこそ、井上の当て逃げ事件を耐えられたと語った。