「結婚したいならするよ」で彼女を傷つける　価値観の違いが議論に

「結婚したいならするよ？」と言ったら彼女に泣かれたという投稿に対して、賛否両論の意見が

2017/05/18 20:00

結婚は人生における数少ない重要な決断のひとつ。だからこそ、それぞれの考え方の違いからトラブルに発展することも多いテーマだ。

そんな結婚に対する男女の価値観の違いについて、とある投稿が今ネット上で話題になっている。

はてな匿名ダイアリーに投稿された「『結婚したいならするよ？』と言ったら泣かれた」というエントリー。投稿者は彼女と付き合い始めて1年ちょっとのサラリーマンで、現在は同棲しているそう。

彼女のことは好きで幸せにしたいとも思っているが、一緒にいられれば結婚という法律上の手続きはどうでも良いと考えており、「結婚したいか」と聞かれるとどちらでも構わないのだそう。

また、男性は彼女が望むのなら結婚という手続きや面倒ごとも構わないと言うが、これを彼女に伝えると泣かれてしまい、

「私が『結婚したい』なのにあなたが『結婚したい』じゃないという溝がすごく辛い。（中略）2人が『結婚したい』じゃないのに結婚するなんておかしい」

といったように責められて辛いという。

最後には「『気が変わった。結婚したくなった。結婚しよう』と言えば済む問題だとは思うのだけど」と投稿を締めくくった。

この投稿に対しては賛否両論の意見が集まっており、結婚に対する価値観の多様性が見られる結果となった。

・法律上の結婚に興味がないというのは、僕も感じている。パートナーは欲しいけど

・これ、結婚については僕もまったく同じスタンスだったんだけど、妻氏は「じゃあ、私があなたと結婚したいからしましょう」みたいな感じだったので、うちの夫婦は基本的に価値観が合ってるのだと思う

・それは相手に合わせた表現方法を使ってやれよ。配慮するのも愛なんじゃねーの？

・「したいならする」と表明されて結婚したら、したかったほうは死ぬまで「結婚していただいた」という引け目？　を感じて生きていかないといけなくて、それはとてもつらいと思うけどわかってもらえないのだろうか

また、この投稿には

「『したいならする』という言葉には（僕は別にしたくないけど）という意味が入ってる。『行けたら行く』と同じ」

というコメントも寄せられた。しらべぇの調査によると、「『行けたら行く』は『行かない』という意味だ」と考えている人は63.7％にのぼる結果が出ているが、まさかそれほどまでに無責任な言動に写ったのだろうか。

投稿者も実際のところ結婚は別にしたくはないと追記しており、結婚するために彼女との溝を埋めるような行動は今後もとらないのかもしれない。

（文／しらべぇ編集部・菜箸ヨーコ）

【調査概要】方法：インターネットリサーチ「Qzoo」

調査期間：2016年9月23日～2016年9月26日

対象：全国20～60代の男女1365名（有効回答数）