「人生」とはなにか?永遠に出ない答えを考え続ける人たち
若い女子に「人生とは何か?」「これでいいのか?」考える傾向が。
人類ははるか昔から、「人生とはなにか」と思い悩んできた。しかしこの問いは、永遠に答えなど出ない厄介なところがある。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,332名に「人生について」の調査を実施。「人生とはなにかと考えたことがある」と答えたのは、全体で59.1%だった。
■若い女性は人生について考えがちに
性年代別でみると、まず20代から30代の若い女性が多い。
若い頃は男女ともに、なにかと考える時期である。しかし女性のほうが多いのには理由があるのだろうか。
「悩みや心配事があるとその出来事だけに目を向けるのではなく、自分の人生そのものを否定してしまう癖がある。自分を追い詰めるだけだから、やめたいんだけど…」(20代・女性)
さらには女性特有の現象によって、引き起こされる場合も。
「生理前のPMS(月経前症候群)の時期には、精神的に落ち込みやすくなる。物事を悪く考えてしまい、やる気も出ない。生理が始まると、そんな気持ちもすっかりなくなるから不思議」(30代・女性)
そんな女性も、40代から50代では減少をしている。しかし60代以上では人生の終盤を感じるのか、再度7割を超えているのが印象的だ。
■誰でも人生について思い悩んでいる
男性も女性よりは少ないものの、半数以上が人生とはなにかと考えている。
「仕事が忙しくて、自分の時間がほとんどない。せっかくの人生なのに、これでいいのかなと思うことはよくある」(30代・男性)
特徴別では、次のような結果が見られる。
対局に見える元ヤンとオタクだが、どちらも7割近くと高い割合。環境や性格の違いがあっても、人は同じように人生について悩んで生きているのだ。
人生について深く考えてしまうときには、「悩んでいるのは自分だけではない」と思えば少しは楽になるかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名 (有効回答数)
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