どっちを信じる?「三度目の正直」vs「二度ある事は三度ある」
意外にみんな、プラス思考なのかも…
なにかを2回連続で失敗してしまった時、「三度目の正直!」と成功を信じて挑むのか、「二度ある事は三度あるから注意しないと…」と疑ってかかるのか。
同じような状況のことわざだが、気持ちは全く異なる。こんなとき、一体どちらを信じているのだろうか?
■やっぱり? 「三度目の正直」派の勝利!
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,332名を対象に「『三度目の正直』と『二度ある事は三度ある』、どちらを信じる?」か調査したところ、「三度目の正直」が57.6%と勝利。
ほぼ五分五分の戦いだが、「次こそは大丈夫!」と信じたい人が多いようだ。 性年代別で見てみると、男女で少し差がある。
20〜30代男性は、若干だが「二度ある事は三度ある」を選択した人が多いのだ。
もしかしたらこの年代の男性は、上の世代よりも少し慎重なのかも。
■意味は?
ことわざの意味としては、
「三度目の正直」
物事は一度目と二度目はあてにならないが、三度目なら確実であるということ
また、二度の失敗の後に成功すること
「二度ある事は三度ある」
物事は繰り返し起こる傾向があるものだから、失敗を重ねないようにという戒め
となっている。
矛盾しているようだが、「二度ある事は三度ある」からしっかりと準備をして「三度目の正直」を信じる…のがいいのかもしれない。
■そもそも「三度目」経験ってある?
どんなときに、「二度あることは…」「いやいや三度目の…」と考えるのだろうか。
「転職活動中は考えていましたね。未経験の分野だったので、募集自体が少なくて。2社連続で書類落ちした時は、3社目出す時に『二度ある事は三度あるっていうし…いや、でも三度目の正直を信じよう!』って思いながら提出しました。結果? …聞かないでください」(40代・男性)
「ちっちゃいですが、福引きとかで思いますね。だいたいハズレ引いていて、次こそは! みたいな。どっちにころんでも、言い訳的に使っちゃいます」(20代・女性)
三度目はどっちに転ぶのか? 「今度こそは…」と信じたいのが本音なのかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)
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