思わず涙が… 66歳の誕生日に初めて色鮮やかな世界を見たおじいちゃん
色覚異常の人でも色を感じられるサングラス『Enchroma』を初めてつけた男性の感想は…
生まれつき色覚異常を持つ人のため、アメリカの企業が開発した、かけるだけで色覚異常を補正してくれるメガネ「Enchroma(Chroma=彩度)」。
66歳の誕生日にEnchromaをプレゼントされ、生まれて初めて色鮮やかな世界を目にしたおじいちゃんのリアクションが最高に素敵すぎる。
画像をもっと見る
■日本人男性の20人に1人が色覚異常
色覚異常を持つ人は、正常とされる一般的な色覚とは違う色の見え方をしている。全く色が見えないという人は極まれで、異常の程度に応じて色の区別がつきにくかったり、特定の色の感度が低かったりする。
程度の差こそあれ、日本においては男性の20人に1人、女性は500人に1人が先天的に色覚異常を持っているというから、実は意外と身近な存在なのだ。
■生まれて初めて鮮やかな色を見たおじいちゃん
Enchromaは特殊なレンズを使用し、色覚を正常に近いものに補正してくれるメガネ(サングラス)。
66歳の誕生日にEnchromaをプレゼントされたおじいちゃんは、箱を開いた段階では半信半疑。
そりゃあ、生まれてから66年間変わらなかったものが、メガネ一つで突然変わるとは信じられないのも無理はない。
どれどれ…という感じでEnchromaを身に着けたおじいちゃんだったが、すぐさまそれを外してしまう。理由は、胸の奥からこみあげてくる感情と、目頭から溢れてくる熱いものを抑えきれなかったから…。
目の前に置かれたカラフルな風船を凝視したあと、自分の着ているシャツや帽子の色を一つ一つ確認していくおじいちゃん。生まれて初めてみる色鮮やかな世界は、さぞかし美しく映っていることだろう。
■ものは試し、気になる人はレッツトライ!
おじいちゃんはその後リビングに場所を移し、テレビの自然番組を見ながら「太陽が沈んでいくシーンを見てくれ。
あれは…オーマイガー! 今まではぼんやりとして、霧がかってるように見えていたのに!」と驚きの声をあげていた。
このように色覚異常を持つ人にとっては人生を変えるアイテムとなり得るEnchromaだが、必ずしも全ての色覚異常に対して効果があるというわけではなく、「自分には効果が無かった」というコメントも残されている。
とはいえ、Enchroma公式サイトでは色覚異常の簡易テストが受けられるほか、効果が無かった人には60日間の返品・返金対応もしているので、じつはちょっと色の区別が付きにくいと悩んでいる人は、一度試してみてはいかがだろうか?
公式サイト:enchroma.com
・あわせて読みたい→事故で片腕を失った男性がコナミ製の義手でサイボーグ忍者に生まれ変わる
(翻訳・文/しらべぇ編集部・びやじま)
・合わせて読みたい→東野幸治、初孫の誕生を明かす 「孫見せろハラスメントしている」