「伝票の電話番号」を盗み見てナンパした配送ドライバーに怒りの声
通販で買い物をするのが当たり前となったいま、配送業者と関わる機会は多い。
業者とはいえ、人間だからこそトラブルが起きることも。これについて、とあるツイッターユーザーの投稿が話題になっている。
■伝票の電話番号からナンパした配送業者に怒り
ツイッターユーザーのぜろめがさん(@0Mbps)。荷物の伝票から電話番号を特定してきたという配送業者とのやりとりを画像とともに投稿した。
「このユーザーの彼女」が通販で買った商品が昼間に配達され、その後「さっき11時ごろ荷物を渡しに行った人です。良かったらLINEしませんか?」というショートメールが彼女の番号あてに届いたという。
「どのようにして電話番号を知ったのか」を聞いたところ、「伝票に書いてあるんだよ。破損とか確認で連絡することもあるからね」と回答。さらに「それを私的に利用したわけですね?」という質問には「そうなるね、すいません」と業者の男は謝罪した。
そこで、「謝って許されると思っていますか?」「いますぐ上司の方を出してください」とたたみかけたところ、業者の男は既読無視したという。その後、このユーザーは警察に相談したといい、現在は訴訟に向けて準備をしているとのこと。
しらべぇ編集部が愛知県警に電話取材したところ…
「捜査については一切お答えできない」
とのこと。また、配送会社の広報担当者は取材に対して、
「朝からさまざまなメディアから問い合わせが来ていますが、現在事実を確認中です。もし事実ならそのドライバーは職を失うことになるかもしれませんが、現状ではコメントできません。詳細が判明しましたら、あらためて発表させていただきます」
と回答した。ネット民からは怒りとともに困惑の声が。
・就職したときにコンプライアンスについて説明を受けなかったのだろうか
・ウチのまわりの配送業者の人は良い方たちばかりだから、ほんとこういうので風評被害に合うのがかわいそう
・やって良いことと悪いことがあるだろ。これだからナンパするやつは信用できない
・これふつうにストーカー案件だろ
■「ナンパしてほしい女性」は少ない
「こんなナンパでついていく女性がいるわけない」といった声があがった本件。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の女性670名に「ナンパしてほしい時があるか」と聞いたところ、2、30代でも2割弱にとどまる。
「かわいいから」「この人に近づきたい」という軽い気持ちでとった行動が犯罪へとつながる場合もある。コンプライアンスの問題もあり、仕事をしているという自覚をもってもらいたいものだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1,340名
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