リアルタイム視聴はもう古い？新番組はとりあえず録画する人は…
4月に入り、新しいドラマやアニメ、バラエティなど新番組が続々始まっている。
初回だけはチェックしておきたいな…という人は、「とりあえず録画」しておいて後から選別することもあるという。
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■「とりあえず録画」する？
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,332名を対象に「新番組」に関して調査したところ、全体の24.9％が「とりあえず録画」しておくと回答。
性年代別で見てみると、20代30代の女性が圧倒的に多い。
この世代の女性たちは「何が流行るかわかんないし、とりあえずチェックしておこうかな…」と考えているのだろうか。
■そもそも「テレビは録画」派が増加中
そもそも、最近はリアルタイム視聴している人が減ってきている。
年代によってばらつきはあるが、全体で28.1％の人が「ほとんど録画」でテレビを見ているのだ。リアルタイム視聴だけを基準に測る視聴率が人気のバロメーターという時代は、終わってしまったといえそう。
また、昔は2時間のビデオテープに3倍録画で6時間…が限界だったが、今は違う。技術の進化で録画時間は格段に延び、すべての局・時間を録画できる全録レコーダーも登場。
「番組を録画すること」の敷居がどんどん下がっているのも、ひとつの要因かもしれない。
■録画する人は…
「ドラマって、どれが面白いかとか話題になるのかとか、わかんないじゃないですか。なのでとりあえず録画しておいて、いくつかチェックする感じですね。録っておけば後からでも追えるし」（20代・女性）
「アニメが好きで、1話はすべて録画します。そこから3話くらいまでは全部見るかな…『けものフレンズ』みたいに化ける作品もあるんで。これはないな、って思ったら予約含め全部消してます。おかげでHDDはいつもパンパンです」（30代・男性）
『カルテット』のように考察が盛り上がったり、ネットで話題になったりする作品も多い。これからは「とりあえず録画」派がより増えていくかも。
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（取材・文／しらべぇ編集部・たつきあつこ）
【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2017年3月24日～2017年3月26日
対象：全国20代～60代の男女1,332名（有効回答数）
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