なぜ幸福度が高いのか?自分の顔を「普通」と評価する人たち
自分の顔の評価を客観的にするのは難しい。たとえ周囲がいい評価をしていても、本人がコンプレックスを抱えていることもある。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,363名に「自己評価について」の調査を実施。その結果、全体では57.8%の人が「自分の顔の評価は『普通』」だと回答したのだ。
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■年を取るとみんな同じ
男性は50代、女性は40代から、自分の顔を「普通」だと思っている人が増えている。
顔の評価と年齢は、関係があるのだろうか。
「シミやシワも増えてくるし、体型も崩れてくる年代。昔はかわいいと言われてた子が、自分と同じレベルの見た目になってることもある」(40代・女性)
「『おじさん』と、ひとまとめにされる年代。この年になれば俳優レベルでない限り、大差はないと思う」(50代・男性)
年を重ねると、顔にそれほど差がでないとの意見が多い。また若い頃は、周囲も自分も見た目にこだわりすぎだとの答えも。
「若い頃は、見た目で評価されることが多い。自分自身も小さな部分をコンプレックスに思い、『私は、ブサイクだし』と思っていた。でも年を取ると、そんなことどうでもよくなり開放された感じ」(40代・女性)
■普通はとても幸せなこと
普通と答えなかった人の評価は、『イケメン・美人』または『ブス・ブサイク』になる。
「自分の顔には不満しかない。もっといい顔に生まれていたら、人生が変わったのにと思っている」(20代・男性)
自分に自信がない人もいれば、高評価をしている人もいる。
「周囲から、見た目を褒められることが多いんです。一応『そんなことないよ』と否定していますが、標準よりは上かなとは思っていますね」(20代・女性)
ただ、イケメン・美人であることが幸せにつながるのだろか。
いま、自分が幸せだと思っている人は、7割もの人が自分の顔に「普通」の評価を下している。
「平凡な人生がガラリと変わるのが幸せだと思う人も多いけど、普通でいることが幸せなんだと思う」(30代・女性)
普通の顔だから幸せなのではなく、自分の顔を受け入れられる余裕があるから幸せなのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名 (有効回答数)
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