今夜最終回『A LIFE』浅野忠信の怪演が話題! 爆笑問題・太田も絶賛

最終回にどのような結末を迎えるのか、視聴者は浅野以上に楽しみにしているに違いない。

浅野忠信

木村拓哉(44)がアメリカ・シアトル帰りの職人外科医・沖田一光を演じるTBS系ドラマ『A LIFE~愛しき人~』。

19日の最終回を前に、沖田の親友でありながら対立する立場にある、壇上記念病院の副院長・壇上壮大(まさお)役を演じる浅野忠信(43)に視聴者の視線が注がれている。


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■結末に向け盛り上がる物語

『A LIFE~愛しき人~』は、愛や欲望、友情、嫉妬が渦巻く病院を舞台に「愛しき人の命」「かけがえのない人生」をテーマに繰り広げられる、沖田と周囲の活躍を描いたヒューマンラブストーリー。

アメリカに渡り技術と知識を得て帰国した沖田。かつての恋人、壇上記念病院院長の娘・壇上深冬(竹内結子・36)は、沖田の親友で、沖田をアメリカに追いやった張本人である壮大と結婚していた。

沖田は数々の患者を治療し医者としての使命を果たす。壮大は沖田に対立、時には信頼しながら、野心を胸に水面下で院長の座を狙う。

終盤から物語の中心は深冬に見つかった脳腫瘍へ。壮大は沖田に深冬の手術を依頼していたが、沖田が沖田の父を手術したときにミスがあり、「特別な人のオペは任せられない」と自身が妻の手術を行うことを決意。

第9話では、深冬が自分の手術を沖田に依頼。さらに病院の乗っ取り工作に気付いた院長から、壮大が解任を言い渡されたところで幕を閉じた。

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■浅野忠信の怪演に賞賛の声

物語が結末に向けて加速する中で、回を重ねるごとに輝きを増しているのが壮大役・浅野の怪演。

院長の座を狙う野心と深冬への愛情、沖田と深冬への嫉妬を胸に秘める壮大。徐々に吹っ切れたように壮大の複雑なキャラクターを浅野は演じ切っている。

髪を振り乱し怒りをあらわにしたと思えば、不気味にほほ笑む。沖田と深冬の関係への嫉妬から壁に拳で穴をあけ、ハサミをチョキチョキともてあそびながら、その壁の前で呆然と佇む。

菜々緒(28)が演じる顧問弁護士・榊原実梨にビンタされ奇声を発しながら髪を振り乱し、落ち着かせるように無心に板チョコレートを頬張る。ある意味、主演の木村の熱演さえかすむ浅野の存在感に、視聴者は惜しみない賞賛を贈っている。

また、木村のファンを公言し『A LIFE』も視聴している爆笑問題もラジオ番組内で浅野を絶賛。太田光(51)が「(最終回)どうなるの?」と話題に出すと田中裕二(52)も同調。

とくにに「浅野忠信がすごい」「(演技の)幅が広い」「素晴らしい」「浅野内匠頭を超えた」と浅野の話題に終始した。


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■ついに最終回

SMAP解散後初となる木村の主演ドラマとして、放送前から高まっていた期待に応え、今期スタートの連続ドラマとしては最高の視聴率を記録。

物語が佳境を迎える第8話では番組最高視聴率を15.7%まで更新した。クセのある独特の芝居に賛否はあるが、それでも浅野が本作にもたらした功績は大きいようだ。

浅野も待ち望んだ日曜日。最終回にどのような結末を迎えるのか、視聴者は浅野以上に楽しみにしているに違いない。


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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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