校長役がもっとも似合う俳優は?トップに選ばれたのはあの大物
日本のテレビドラマで人気となっているジャンルはいくつかある。恋愛を筆頭として刑事物、ドロドロとした愛憎物、今流行りのムズキュン物…多種多様なものが放送されてきた。
そんななか、安定した人気で長きに渡り放送されているのが学園物だ。それぞれの作品に特徴があるが、それを象徴しているのが校長役。威厳を漂わせた人物から、嫌味な者、存在感が薄い者、様々な「校長」がドラマ内に登場してきた。そんな校長を演じた俳優のなかで、もっともハマっていたのは誰なのだろうか?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,361名に、独自に選んだ以下の10人のうち「もっとも校長役が似合う俳優は誰か」を調査してみた。
赤木春恵・中尾彬・名古屋章・井上順・黒木瞳
谷原章介・ふせえり・マキタスポーツ・戸田恵子・高橋克実
■栄えある1位は…『3年B組金八先生』君塚校長役の赤木春恵
結果、1位に輝いたのは『3年B組金八先生』で君塚校長役を演じた赤木春恵で225票。
1979年から2011年までの32年にわたり、断続的に放送されていた『金八先生』は幅広い年代に見られている。その中で、ときおり暴走してしまう金八先生のよき理解者だった君塚校長は、やはり視聴者の印象に強く残っているようだ。
『3年B組金八先生』や『渡る世間は鬼ばかり』に出演し、高い人気を得た赤木は3月14日で93歳を迎えた。現在俳優業は引退状態だが、人々の心にその演技は確実に刻まれているようだ。
■2位以降は…
続いて、『GTO』(1998年版)で教頭から校長に昇格した中尾彬が159票で2位。
以下、『ハガネの女 season2』の高橋克実(105票)、『スクール・ウォーズ』の名古屋章(104票)と続く。
やはり高視聴率かつ、老若男女に認知度があるドラマに出演した校長役ほど、人々の心に深く焼きついている印象。
また、世代別で見ると、『金八先生』初期シリーズ世代は赤木春恵が1位だが、『GTO』世代の20代、30代は中尾彬がトップに。
当然のことながら、ドラマのリアルタイム世代ほど割合が上がるなど年代ごとの差がはっきりとでた。
最近は校長がありえない犯罪に手を染めることも多く、その威厳が失墜しつつある。赤木春恵が演じた君塚校長のような、厳格でまっすぐな人物が校長として職務に当たることを願いたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1361名(有効回答数)
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