飲み過ぎやメタボなど 彼らが健康診断の結果を恐れる理由
学校や会社に所属している人は1年に1度、健康診断を受けなくてはいけない。だた健康かどうか知るためのものだが、あまり好まない人がいるのも事実だ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,363名に「健康診断について」の調査を実施。「健康診断が怖い」と答えたのは、全体で40.8％とそれなりに多い割合となった。
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■心配性の女性と楽観的な男性
男女別では、女性のほうが多い割合に。
女性は半数近くと多い結果だが、男性では34.3％と3人に1人ほど。
「会社での健康診断は、結果が出るまですごく不安。悪い病気が見つかったらどうしようと思って」（30代・女性）
心配性な女性に対して、楽観的な男性は次のような意見も。
「うちの会社は就業時間に、指定の病院に行って健康診断を受けるんです。僕は内勤ばかりなので、仕事中の外出は特別な感じ。病院の近くにあるおいしいうどん屋に寄るのも、年1回の楽しみです」（30代・男性）
健康診断を、ちょっとした遠足のように楽しんでいるようだ。
■男性は30代から自分の健康を気にしだす
性年代別で、さらに詳しく見てみよう。
女性は年代によって、それほど開きはない。しかし男性は、20代だけが少なくなっている。若い頃は健康に関心がなかった男性も、30代を過ぎたあたりからは気になりだす人が増えるようだ。
「お酒をよく飲むから肝臓が心配。まだ飲みたいから、健康診断では悪い結果が出ないように祈ってる」（30代・男性）
「かなり太ってしまったので、医者から痩せるよう注意されることも多い。男だし体型はそれほど気にしていないけど、血糖値とかで引っかからないか不安になる」（40代・男性）
日頃から病院に行く習慣があると、健康診断にそれほど恐怖を感じないようだ。
「すぐに病院に行くほうなので、血液検査は年に数回はしています。そのおかげでだいたい結果が予想できるし、だんだん慣れたのもあるでしょうね」（30代・女性）
不摂生をしながらも、健康診断の結果に恐怖を感じる人も多い。人間らしいともいえるが、先を考えると少しは健康に気を遣ってもいいだろう。
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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2017年2月24日～2017年2月27日
対象：全国20代～60代の男女1,363名 （有効回答数)
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