りゅうきゅう・鶏天だけじゃない!大分名物『ごまだしうどん』が激ウマ
大分県の名物料理としては、地鶏を使った『鶏天』と関サバ・関アジを甘口の醤油でヅケにした『りゅうきゅう』が、ツートップといった印象がある。
それ以外にもたくさんの美味しい料理が大分にはあるが、3番目の名物料理として激推ししたいのが『ごまだしうどん』だ。
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■ごまだしとは
『ごまだし』とは、焼いたエソの身に胡麻、醤油などの調味料を加えてペースト状にした佐伯市発祥の調味料。
ごまだしにお湯を注いで茹でたうどんを入れるだけで美味しいごまだしうどんができるのだが、佐伯市の名店『味愉嬉食堂』では、こだわりの食べ方でうどんをいただける。
■味愉嬉食堂こだわりの食べ方
一般的なごまだしうどんとまず違うのが、香ばしく焼いたエソの皮を加え、さらに魚の風味をアップさせること。これにより旨味も増すのだが、ほかにもこだわりがいっぱい。
ごまだしをそばちょこに入れお湯をそそぎ、つけ麺風にして食べたり、かぼす果汁やゆずこしょうを加えてさまざまな味で食べられるよう工夫もされているのだ。
素の状態でもほのかに魚の風味が感じられ美味しいのだが…
自分好みにごまだしの濃さを調節し薬味を加えていただく『ごまだしうどん』は、朝食でも飲んだあとの締めにも最高だ!
濃いめに仕上げてゆずこしょうでスパイシーに仕上げれば、男性向けのガッツリ味に。薄めでかぼす果汁を加えれば女性向けのサッパリ味に仕上がる。
ごまだしうどんは、老若男女すべてに愛される味である。
ちなみに『ごまだしうどん』につけ麺やエソの皮を入れて仕上げるのは、食堂店主の磯貝さんが考案したもの。
大分空港から佐伯市は高速道路を使い1時間以上かかるため行くのはなかなか大変だが、その大変さ以上の美味しさは『ごまだしうどん』にある。大分旅行の際はぜひ行ってみよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)
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