脳梗塞で療養中のラモス瑠偉氏が仕事復帰へ!ファンから安堵の声
■昨年12月末に倒れる
ラモス氏は2014年からサッカーJ2・FC岐阜の監督に就任。Jリーグ黎明期に活躍し、日本代表でもその激しいプレーでチームを引っ張った闘将だけに、その手腕が大いに注目された。
しかし補強や運営などを巡ってクラブ側と対立するなど、ピッチ以外での苦労もあり苦戦。3年目の2016年7月に「チーム成績不振および新体制移行の必要性のクラブによる判断」として、解任を言い渡される。
その後は、サッカー教室や解説などで元気な姿を見せていた同氏だが、2016年12月30日にオフィシャルブログで脳梗塞で入院したことを発表。突然の報告に動揺するファンが多く、容態が心配されていた。
■家族に感謝の言葉
会見のなかでラモス氏は、脳梗塞発症時就寝したままベッドから転落したことで、夫人が異変を察知し、ただちに病院に運ばれたことが後遺症なく回復した大きな要因だったと告白。
さらに「あのまま寝ていたらおそらく逝っていた」「死別した前妻が自分をベッドから落としてくれた」「それを今の妻が適切な判断をしてくれた。恵まれているんです」と話し、家族に謝意を表した。
今後激しい運動を控える必要はあるものの、4月1日から講演などの活動を再開させるそう。これにはかつてのファンからも喜びの声があがった。
「仕事復帰できるまでに回復して本当に良かった。会見を見て涙がでた」
「お茶漬けを食べた子供がラモスになるCMを思いだした。また元気にCMにでてほしい」
「素直に嬉しい」
「レジェンドとしてJリーグを見守っていてほしい。もちろん、無理のない範囲で」
■死にかけたことがある人の割合は?
ラモス氏のように、突然生命の危機に遭遇したことがある人はどのくらいいるのだろうか。
しらべぇ編集部が全国の20代から60代の男女1,378名に「死にかけたことがある」か聞いてみたところ、「ある」と答えた人は16.3%。
低割合にも思えるが、6人に1人と考えると、決して少ないとはいえない数字といえる。
「一寸先は闇」という言葉があるように、いつ自分に「死の危機」が降りかかるかわからないのが人生。
できるだけ危機を迎えないよう気をつけるとともに、そんな状況を乗り越えたラモス氏のさらなる活躍を応援したい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代男女1,378名(有効回答数)
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