『カルテット』時間軸のズレを公式が完全否定 ファンからの反応は…
火曜日に放送中のドラマ『カルテット』(TBS系)。軽井沢で住む男女4人のカルテットたちのさまざまな謎とウソが明らかになり、怒濤の展開が話題を呼んでいる。
その中でまことしやかに語られていた「時間軸がズレてるのでは?」という考察について、番組公式ツイッターを通じて担当プロデューサーが否定した。
■「時間軸がズレてる」議論が展開されていた
劇中では注視しないと見逃してしまうような謎やヒントが散りばめられている。そのため、毎話ごとに考察ついて議論されるなど一部のドラマファンが白熱しているようだ。
その中でいま一番熱いテーマが、「ドラマの時間軸がどんどん遡っているのではないか」というもの。
理由として、劇中のカレンダーや携帯電話の時間が変わっていることが挙げられた。もし時間がさかのぼっていたのならセリフの意味が変わってくる、という考察や、巻真紀という名前や家森諭高の「巻き戻ってる」発言に納得できる、という意見まで。
■「時間軸のズレはない」と公式に否定
しかし、2日に『カルテット』公式ツイッターがこの噂について否定するツイートを投稿。「あまりに噂が広がってしまったので…」と泣く泣くの決断だったと言う。
5ツイートにもわたって投稿された内容によれば、カレンダーや携帯電話の時間はミスであり、時間軸は1話から順に続いているとのこと。
また、今回の「公式否定」については、本来は作品の中で伝えたいことを伝えるべきである一方、「100人100様の楽しみ方ができるドラマでありたいと強く思っている」からこそ邪道なやり方ではありますが…と語った。
■ファンからの反応
この一件についてファンからは賛否両論の意見が。
賛成派の意見は…
・考察するのもひとつの楽しみ方ということを知れたのでうれしかったです!
・細かいところまで考察したくなるほど魅力的だったので、仕方ないですよね
・脚本が緻密で複雑なので「もしかして?」と深読みしすぎました(笑)
・私はそもそも気づいてなかったですw いつの間にそんなことになっていたとは…
一方、反対派の意見は
・ほっとけばよかったのでは? それも含めてドラマの楽しみ方だと思う
・その考察も魅力のひとつだったのに
・期待してたのに…もう観ないわ
反対派はごく一部ではあるものの、夢が覚めたという人もたしかにいるようだ。
考察が楽しいと評判のドラマだけに、今回の謝罪については苦渋の決断だったに違いない。公式ツイッター含め、時間は巻き戻らないということをあらためて知った機会となった。
・合わせて読みたい→松たか子「抱かれたいの…」 『カルテット』のせつない展開が話題に
(文/しらべぇ編集部・らむたそ)
・合わせて読みたい→トレンド急浮上の「鬼滅貧乏」 その実態に全国のオタクから疑問の声相次ぐ