悲しみから早く立ち直る!失恋した心を効率的に癒す心理テクニック

2017/02/24 11:00

バレンタインをきっかけに恋を実らせた人もいれば、その影で恋破れた人もいる。

失恋の痛みは人それぞれ。最悪、死を望むほどの大失恋をしてしまう人もいるだろう。傷心は時間が癒やしてくれるとされがちだが、もっと効率的に癒す方法はないのか。

(AH86/iStock/Thinkstock)
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しらべぇ取材班は、心理カウンセラー・園絵氏に話を聞いた。


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■失恋したときは趣味に走るのがベスト

園絵:心の調和が取れなくなったとき、趣味に没頭するのは悲しみから離れる近道の一つです。


心を回復させる心理療法として代表的なものは「音楽療法」「詩歌療法」「芸術療法」「箱庭療法」などがあります。


心の中のモヤモヤを形にするだけで、かなり楽になることもあります。客観的に自分を見ることもできます。完全に悲しさを埋めるのは時間がかかりますが視野狭窄からは回避することができるでしょう。


しかし、失恋してすぐに趣味に走っても効果は薄いです。じつは、効果的なタイミングがあります。

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■趣味で失恋を癒すベストなタイミングとは

園絵:失恋から立ち直るためには、喪失の五段階を踏む必要があります。


まずは、現実を受け入れることができません。理解することを拒絶したくなる「否認」の段階です。


次には「怒り」が生まれます。怒りの矛先は、自分に向かうかもしれません。相手に向かうのかもしれません。時々によって、変化します。


怒りが落ち着くと「諦め」から「受容」の段階が現れます。ここまでくれば、もう安心です。あとは最後の「希望」の段階へと向かっていくだけです。


趣味に走る段階としては「怒り」の段階がベストタイミングです。怒りの気持ちは、暴走の元になります。自分に向かっても、他人に向かっても、よくないものです。それを趣味によって昇華させてしまいましょう。


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■男性ほど失恋は重い

園絵:男性は女性より失恋を重く抱える傾向にあります。自分に対する無価値観や、喪失による不安、恐怖を感じやすいのです。


女性は思い出ごと捨て去る傾向があります。ですから新たな男性が現れれば、すぐに切り替えることができます。


男性は積極的に趣味に取り組むと、失恋への執着を拭えると思います。


夢中になれる趣味をみつけることで、失恋による暴走を防ぐことができそうだ。恋愛だけが人生ではない。この意識を頭の片隅に置いておくことで、恋愛自体もうまくいくようになるのでは。

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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ 取材協力:心理カウンセラー園絵

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Sirabee編集部

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