「真田丸」公式サイト終了に悲しみの声多数 台湾では今月放映開始

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(画像はNHK公式サイトのスクリーンショット)

「真田丸ロス」という単語は、2016年の「隠れた流行語」である。

『真田丸』は、ここ最近の大河ドラマの中でも極めて高い人気を誇った。この作品をきっかけに戦国史に興味を持った子供たちもいれば、史跡トレッキングに目覚めた大人もいる。

また、2016年は戦国史の学術的発見が非常に多かった。これはやはり、「巷の関心」が土台にあってこそ。

だからこそ、真田丸の終了は多くの人の心に強いダメージを与えた。1月31日、ついに公式サイトが終了し真田丸ファンに追い打ちをかけている。


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■さようなら公式サイト

大河ドラマは1年間の放映である。そのため、公式サイトの寿命もそれに倣う形になってしまう。だが案の定、悲しみの声が相次いでいる。Twitterにも「最後の真田丸ロス」に打ちひしがれるつぶやきが多く見られる。

https://twitter.com/10yk31/status/826613919259062272

中には「クラウドファンディングでサイトの継続を呼びかける」という意見もある。この作品がいかに愛されているかが、よく見て取れる。

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■「ロス」のたびに大騒ぎ

振り返ってみると、この作品は「ロス」のたびに大きな話題を生んだ。

まずは小日向文世演じる豊臣秀吉の死。真田丸での太閤は、すっかり固定イメージが定着したと思われた豊臣秀吉に新たな「可能性」を与えた。普段は陽気で笑っているが、本気になると目から殺気が走る秀吉。これに戦慄を覚えた視聴者は少なくないだろう。

また、石田三成(山本耕史)や真田昌幸(草刈正雄)が命を落とした時も、「告別式」と言うべき騒ぎがネット界隈で発生した。そして大坂の陣で豊臣方が敗北し、番組は終了。真田信繁(堺雅人)の死はドラマでは明確に描写されなかったが、次の日の真田丸クラスタはまるで世界の終末のような雰囲気を漂わせていた。


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■台湾に真田丸上陸

だが、悪いニュースばかりではない。

今月から台湾において、真田丸の放映がスタートする。2月16日から3月24日にかけて、1日に2話連続で放映される予定だ。

台湾では『国姓爺合戦』の鄭成功が有名だ。だが真田家の物語となると、まだあまり知られていないのではないか。とはいっても台湾は親日的な地域として知られ、今現在の時点でもあらゆる日本製カルチャーが台湾に流入している。

異国でも「真田丸ブーム」が発生する可能性は、大いにある。

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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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Sirabee編集部

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