林家こん平が元気に卓球をプレー!その姿に喜びと安堵の声
病気療養中の落語家・林家こん平(73)が30日、都内で行われた「らくご卓球クラブ30周年記念・新年初打ち会」で元気に卓球する姿を見せ、ファンを喜ばせている。
■病状が心配されていた
林家こん平は2004年8月の『24時間テレビ』に出演後、緊急搬送。のちに難病の多発性硬化症と診断された。
退院後は復帰に向けリハビリを続けていたが、声帯が戻らなかったこともあり、『笑点』レギュラーを弟子のたい平に譲ることに。2013年には糖尿病が悪化。一時は心肺停止に陥り、非常に危険な状態だったことがわかっている。
奇跡的な生還と必死のリハビリを経て一昨年昨年と『24時間テレビ』に登場し、かつての代名詞だった「1、2、3、チャラ~ン」を披露。
喜ぶファンが多かったが、体調が悪そうにもみえたため、一部から心配の声もあがっていた。
■卓球のラリーを見せる
30日の「新年初打ち会」に姿をみせたこん平は、しっかりと両足で立つ。そして卓球のラケットを持ちラリーを繰り広げ、回復をアピールした。
これには参加した『笑点』メンバーの三遊亭小遊三も喜んだようで、「たい平に退いてもらって、戻ってくることを待っている」とエール。また、昇太も「司会を代わって欲しい」とラブコールを送る。
一時は生命の危機が伝えられたこん平の奇跡的な復活に、ネット民からも驚きと安堵の声があがった。
こん平師匠、とてもリハビリを頑張っておられてるんだね。卓球をするお姿を拝見出来て何だか自分の親のことのように嬉しいな。
— エルミオン (@tokitumugi) January 30, 2017
こん平師匠がニュースに出てて嬉しい♪
卓球が上手にできてた♥
— チィ (@l65x73ioTnzxNkb) January 30, 2017
■『笑点』ファンに聞いてみた
5代目圓楽司会時代『笑点』の収録に足を運んでいたという、Sさんに心境を聞いてみた。
「こん平師匠といえば、後楽園ホールの後ろまでハッキリと聞こえる声量が特長。それだけに、病気で声帯をやられたと聞いたときは、かなりショックでした。たぶん本人はもっと…。
一昨年『24時間テレビ』で久しぶりに『笑点』に帰ってきたときは嬉しかったのですが、体調がよくないようにみえて心配でした。今回はしっかり自分の足で立って卓球をしているようなので、すごく嬉しいですね。
できればまた小遊三・好楽・歌丸・楽太郎(円楽)・こん平の並びで、大喜利をやってほしい。歌丸が毒舌で世相を切り、楽太郎が悪態をつき、こん平が大声で笑う。そんな『笑点』が懐かしい。とにかく笑点初期のメンバーである歌丸、こん平両師匠には長生きをしてほしいと思います」
もちろん無理はさせられないが、もう一度『笑点』で、「チャラ~ン」をする姿をみたいものである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
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