「ルーティン」持っている人といない人の差が出るのは…
受験シーズン、本番では少しでもリラックスしてのぞみたいもの。緊張をほぐす方法として「ルーティン」がある。
何かを成功させたいとき、成功体験時のイメージを呼び起こすために、いつもと同じ動作を繰り返すことで、いつも通りの実力を発揮できる行動のこと。
ラグビー・五郎丸歩選手の動きが有名となったが、スポーツ選手でなくても、日々の生活の中で、朝起きてから家を出るまでの行動や毎日必ず食べるものなど、「ルーティン」を持っている人は少なくないだろう。
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,400名を対象に「ルーティンにしていることがある」か調査を実施した。
■ルーティンがある?
ルーティンがあると回答したのは、全体の27.2%。4人に1人以上は、習慣化した動作があるようだ。
男女・年代別では、割合にとくに大きな違いは見られなかったが、年収別で集計すると年収が高い人ほど、ルーティンにしていることがあるという人の割合が高くなる。
ルーティン化された動作が実力を発揮するだけでなく、効率的にこなすことで、情報収集能力や仕事に大きく影響を与えているようだ。
一方で、決めたルーティンが崩れると平常心が保てなくなってしまう人や、やらなかったことで体の調子が優れない人もいる。
思っている以上に、ルーティンを決めることは難しいのかもしれないし、ルーティンを決めてしまったあまり、ストレスになってしまっては意味がない。
神経質にならずに朝晩の生活を見直して、自然にやっていることを見つけていくところから、始めてはどうだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)
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