カメラの回らないところでも…TOKIOがSMAPの後を継ぐ覚悟
2016年12月に解散したSMAPの後を継ぎ、年末年始のコンサートでTOKIOがジャニーズのリーダー的な存在になろうと決意したようすが見られました。
■観客の前でメリー喜多川についてトークする松岡くん
2016年大みそかに生中継された「ジャニーズカウントダウンコンサート」。紅白歌合戦のトリをつとめ、カウントダウンコンサートに間に合わない嵐に代わり、TOKIOが10年ぶりに司会を担当しました。
「俺たち(ザ!鉄腕!DASH!!の)ロケは慣れてるけど、コンサートは慣れてないからなあ」と言いつつもお祭り好きの松岡昌宏くんは、テレビ中継が入る前からノリノリ。
とくにジャニヲタがウチワ受けする話題を出して、観客を沸かすことに注力しているようでした。
ウチワ受けMC1つ目は、ジャニーズ事務所のレジェンド振付師サンチェ氏について。サンチェ氏はジャニーズJr.のダンスレッスンで、厳しく怒る人として有名です。
「サンチェに久々に会ったわー! Sexy Zoneの振り付けで東京ドームに来てたんだよね。ねえ、みんな知ってる? サンチェの弟子はヨンチェっていうんだよ」と、CM中に会場をわかす松岡くん。
ステージ上では関ジャニ∞村上信五くんが間髪入れず「今、笑ってるの関ジャニ∞だけですけど、大丈夫ですか?」とツッコミを入れていました。
番組は進行し、紅白歌合戦が終わり嵐がNHKホールから東京ドームに移動する車からの生中継。CMに入ると松岡くんが「あれ? メリーさん車に乗ってなかったなあ」とコメント。
SMAPを解散させる原因のひとつになったメリー喜多川さんが、今は嵐に夢中だとのブラックユーモアだったのでしょうか。
再び村上くんが「兄さん、名前を言うたらアカンですよ」とツッコミを入れました。
■「サンキューSMAP!」とお客さんに連呼させる長瀬くん
コンサートがエンディングを迎えテレビ中継も終わると、少年隊・東山紀之を筆頭にベテランから新年のあいさつをするくだりになりました。
ヒガシと元光GENJIの佐藤アツヒロはシンプルに「今年もがんばります」と話をするにとどまりましたが、元男闘呼組の岡本健一は突如「サンキューSMAP!」とシャウト。
会場はせつなくも温かい空気になりました。すると長瀬智也くんも「サンキューSMAP!」と叫び、お客さんと何度もコール&レスポンスをおこないました。
「もっと大きな声で! サンキューSMAP!」長瀬くんの表情はSMAPへのリスペクトにあふれ、後を継ぐ意気込みが感じられました。
■後輩にお年玉をあげるようになった国分くん
年明けに行われた関ジャニ∞コンサートMCでは、国分太一くんが紅白歌合戦の後にお年玉をくれたと話題になりました。
「ポチ袋に新札を入れてくれはった」
「新札って銀行でわざわざ用意せんといかんやつやろ?」
「ポチ袋ぶあつかったで!」
と大盛り上がり。前の年は、紅白歌合戦の後に中居正広くんがお年玉をくれたと感激していた関ジャニ∞。
後輩にお年玉を配る中居くんが紅白を去ってしまったため、国分くんが引き継ごうと思ったのでしょうか。
松岡くん、長瀬くん、国分くん…表現のしかたに違いはありましたが、SMAPを失った悲しさと、悲しさをふりきって自分たちがリードしていく心意気が感じられ、ジャニヲタの胸はあつくなりました。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ナンシー関ヶ原)
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