毎年恒例「荒れる成人式」は誰のせい?圧倒的多数の声は…
正月が明けて「仕事始め」かと思えば、すぐ3連休。
かつて成人の日は1月15日だったが、ハッピーマンデー制度にともない、2000年以降は、「1月の第2月曜日」と定められ、必ず連休となるようになった。
新成人が大人の仲間入りをするお祝いの日だが、毎年報じられて話題を呼ぶのが「荒れる成人式」だ。
■「荒れる」のは誰のせい?
毎年、荒れる様子が伝えられる沖縄県のみならず、昨年は富山県高岡市や水戸市、和歌山市などでも式の妨害や暴力事件が問題となった。
こうした事件・問題は、誰にもっとも大きな責任があるのだろうか? しらべぇ編集部は、ツイッターユーザーを対象に調査を実施した。
やはり「一人前の大人」ということもあってか、「本人の責任」と考える割合が8割に迫った。「親」が1割で続き、成人式を主催する自治体などの責任と考える人は、ごくわずかだ。
派手な映像を求めるテレビなどのメディアは、「成人式が荒れる様子」が撮影できるのを待っている、とも言える。
前途洋々たる新成人のみなさん、将来を棒に振って、そんなメディアの期待に応えるのは、あまりにもったいない。
今回の調査結果のみならず、法的責任も問われる場合もある。地域のイメージも悪化するだろう。
周囲にいる大切な人たちのためにも、節度ある大人らしい行動に期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
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