家計は誰が握ってる?定番スタイル「奥さん管理」は半数に
結婚するときに必ず決めておくべき、金銭問題。共働き夫婦も多く、それぞれの収入をすべて合算する? など、悩むことも多い。
うちはこうしているけど、他人はどうなんだろう…と気になるお財布事情。しらべぇ編集部で調べてみた。
■今も「妻管理」が半数
全国20代~60代の既婚男女756名に「家計を握っているのは誰」かを尋ねたところ、58.5%は「妻」と回答。
やはり、今も昔も家のお金を握るのは女性が多いようだ。
一方で男性が握っていたり、夫婦別財布の家庭も増えてきている。特に30代では31.4%が「夫が家計管理」しているそう。
■いろんな夫婦の「お財布事情」
「項目ごとにどっち担当って決めてます。家賃は自分、食費は妻、みたいな。多くかかったときは請求してもらって。共通のお財布は作ってませんが、うまくいってます」(30代男性)
「うちは2人とも働いているので、金額を決めて共通のお財布に入れています。私がずぼらなので、管理は夫任せ。お互いの給与額はいまだに知りません。すごいもらってるんだろうな、と勝手に想像してます。
いつも使いすぎちゃうんで、本当は私の分全部渡して管理してもらいたいくらいなのですが…。そこまで負担はかけられないかな、と」(30代女性)
「全部私が一括管理してます。旦那に渡すのはお小遣いと、申請があったときのみ。家事全般私がしているのに、お金は任せてもらえないとか嫌ですよ。もちろん家計簿は自由に閲覧可能。
それでも家計簿をチェックしている姿は見たことないですね。こどもの習い事の金額とか、1ヶ月の食費とか、多分よくわかってないんじゃないかな」(40代女性)
夫婦の関係性のあり方が変わってきている今、お金の管理の仕方も「夫婦それぞれ」違ってもおかしくない。現状に不満がある人は改めて話し合ってみたら、自分たちにあった形が見つかるかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代〜60代の既婚男女756名(有効回答数)
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