2017年初売り本番!福袋を買う派・買わない派に加え新たな層も
2017/01/02 08:00
元日から営業を開始するお店もあるが、初売りは1月2日という店舗が多く、人気店の福袋を求めて長蛇の列ができるのも、もはや正月の風物詩のひとつ。
列に並んで開店を待ちながら、この記事を読んでいる人がいるのかも…。あの列を眺めていると、ほとんどの日本人が福袋を買いに行っているような気がするが、一体どれくらいの人が買っているのだろうか?
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,365名を対象にアンケートを行い、「福袋を買ったことがある」人の割合を調査した。
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■女性は半数以上が
「福袋を買ったことがある」と回答したのは、全体の44.3%。半数に迫る一方で、男女の数値を比較してみると男性は37.5%、女性は51.1%で、女性が13.6ポイントも上回る結果となった。
性別・年代別で詳しく見てみると
男性で最も多い60代男性の41.8%という数値に対して、女性は最も少ない50代女性でも49.3%と7.5ポイントの差をつけた。
最も割合の低い20代男性31.8%と割合の高い30代女性55.8%に至っては、24ポイントもの大差となっている。
■セール好きを上回る「福袋」好きな人々
高い数値を示した特徴を調べてみると、60%以上となったのはこの3つ。
「元ヤンだ」65.3%、「人を学歴で判断する方だ」61.4%、「くじ運がいい方だ」60.1%がTOP3となった。
それぞれが「あてはまらない」と回答している人と比較して、20ポイントほどの差をつけて、「福袋を買ったことがある」という結果に。
しかし本来であれば、1位になってもおかしくない「セールが好きだ」が56.1%という結果で、上位にランクインしなかったこともあり、福袋は単なるセールとはまた「違った魅力がある」と言えそうだ。
■福袋は買うけど
実際に「福袋を買ったことがある」人に、その楽しみについて聞いてみた。
「服の趣味が合う友達数人と、毎年一緒にブランド福袋を買いに行きます。並ぶのは大変だけど、やっぱりすごくおトクだし…。
それに買った後、全部広げて交換会をやるのが、とにかく楽しみ! 福袋がほしいというよりも、もしかしたら交換会が楽しくて、買っているのかもしれません」(20代・女性)
「妻と一緒に、台所用品や食器などの福袋を買ったことがあります。自分では選ばなかったり、普段は手を出さないちょっといい鍋とかも入っていたりして、こういうのもおもしろいと思いましたね」(40代・男性)
「好みに合わないものは、タダでもほしくないタイプなんで、元々は興味がなかったのですが、コーヒーショップなど普段から利用する店で、使い勝手が良くておトクな福袋が出てきてから、買うようになりました。あれなら中身もわかっているし、ムダになることもないので安心して買えます」(30代・女性)
女性の半数以上が買っているとはいえ、「趣味の合わないものが入っていたら、イヤ」といった理由で、福袋を楽しめない人も少なくなかった。
だが近年は「中身のわかる福袋」も増えたことで、そうした人たちも取り込みつつある。
「そんなのは邪道だ!」という人もいるかもしれないが、新年最初のお買い物。みんながハッピーに買い物できることを期待しよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,365名
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