おせちって手作りするもの?数品つくってごまかす人も
お正月の食卓を飾る、おせち料理。「家事から女性を解放するため」という説もあるが、時間や手間のかかる料理が多くて準備するだけでも大変だ。
最近ではいろいろな種類のおせちがデパートや専門店などで販売されており、それを購入して詰めるだけで済ませる人も増えてきている。
それでも「手作りおせち」にこだわる人はどれくらいいるのだろうか。
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■「おせち手作り派」は…
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1365名におせちについて調査したところ、手作り派は23.7%。
50代60代は特に高い数字になっている。昔からずっと手作りしてきた人が多いのだろう。
一方、若い世代ではそもそも「今年はおせちを用意しない人」が多い。
20〜40代の女性の割合が低いのは、作るぐらいなら買って済ませたい気持ちの表れかもしれない。
■料理が得意ならともかく…
料理が得意であればいいが、苦手なら手作りはなるべく避けたいところ。
やはり、料理が苦手な人は「手作りじゃなくていい!」と思っている。
そもそも煮物すらうまく作れないのに、黒豆を煮たり伊達巻を作ったり…想像するだけで失敗する姿が浮かび、ちょっと胃が痛くなるだろう。
苦労するぐらいなら、「いっそ買ってしまったほうが美味しくていい!」と考えるのも当然だ。
■1、2品だけ手作り派も
なかには、基本は購入するが1、2品だけ手作りする人も。30代の主婦は「手作り感が出るので」数品だけ作るという。
「1度チャレンジしましたが、黒豆はシワシワだし伊達巻はただの厚焼き玉子になるし。それでも時間だけはかかって、もう2度と作るもんか! と思いましたね。
最近は比較的簡単に作れる栗きんとんや紅白なますだけは自分で作り、他は少量ずつ購入。煮物はスーパーのお惣菜を買ってます。それを2段に詰めて、出来上がり。
まるまる購入するよりも安上がりだし、おいしいし。そもそも家族みんな、そんなにおせち料理が好きではないので、『お祝いものとしてつまむ』程度にしています」
おせち文化自体が廃れてきている今、「手作りおせち」を作る人は減ってきている。買うのは高いし、作るのはめんどくさいし…という人は、「数品だけ手作りおせち」を試してみては?
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代〜60代の男女1365名(有効回答数)
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